Rich Richer Richest

カメラ / レンズ / 写真 / 名古屋 / ライフハック / 思い付き / 猫 ライフログで暮らしをRichに!

激痛!胆石で入院しました!胆嚢摘出手術編

f:id:mocchipa:20200211220130p:plain

 

根本治療としての胆嚢全摘出手術

総胆管結石で救急車で運ばれて、入院、内視鏡手術までの顛末は前回のブログに書かせて頂きました。

www.richardh.work

ERCP 内視鏡手術で総胆管に詰まった胆石を除去しましたが、再度胆石が総胆管に詰まってしまい振り出しに戻りました。

このままでは無限ループでいつまでも退院できないので根本治療を先に行う事にしました。

それは、胆のう全摘出です!

胆嚢を全摘出しなければならないのか?

現在の医学会の常識では、胆石による根本治療は胆嚢全摘出手術がスタンダードです。

かつては、外科手術で胆石のみを取り除いたり、特殊な衝撃波で体に傷をつけることなく胆石のみを砕く方法や、薬で胆石を溶かす方法も行われていたようです。

いずれも、しばらくすると再発してしまう為、今では主流の方法ではないです。

胆嚢をとってしまっても大丈夫なのか?

大丈夫とされています。胆のうは効率よく消化液の胆汁を十二指腸へ送り届ける為の臓器です。

肝臓で作られた胆汁を胆のうで貯めて、油ものなど消化の悪い食べ物が入ってきたときに貯めた胆汁を一気に絞り出して消化を補助するための臓器です。

胆汁を作るのは肝臓の仕事で、肝臓でつくられた胆汁が十二指腸へ直通になるだけです。

胆のうを取った直後は、下痢をしやすくなるなどの症状があるそうですが、時期に身体が胆のうがない状態に順応するのでそういう症状も無くなってゆくそうです。

胆嚢全摘出手術ってどんな手術?

腹腔鏡手術という方法で行われるのが一般です。

お腹に穴を4か所ぐらい開けて、そこから鉗子(手術道具)とカメラを入れて手術します。

一般的な開腹手術(メスで切ってお腹を開ける手術)と比べて、術後の回復が早く早期に退院できたり社会復帰できるのがメリットです。

胆嚢全摘出手術は難易度としては難しくはない部類で、手術による死亡も7,000件に1件ぐらいと聞きました。

亡くなる人はお年寄りが多いらしいです。

手術イメージ

肝臓と胆のうをはく離します。そして、胆のうと総胆管をつなぐ管でカットし胆のうを除去します。

身体のなかで切った肝臓をビニール袋に入れて、ヘソの上あたりに開けた穴から切除した胆のうを取り出します。

手術時間は約2時間です!全身麻酔で行います。

f:id:mocchipa:20200211231516p:plain

手術受けてみました

 あとで詳しく書きますが、レアケースですが一応色々リスクがあります。

今回は心配されたリスクは一つも発生せず無事手術終わりました。

全身麻酔で寝ている間に終わるよ!て言われてましたが、僕は麻酔の効きが悪かったのか、手術開始時意識ありました、、、

怖かったし痛かったです。先生や看護師の会話は聞こえてくるし、メスで切られる感覚もありました。

そこからめでたく意識を失ったみたいで、手術終了後、呼吸器を外す段階で目覚めました。

切除した胆のうと病気の原因だった胆石

自主規制でモザイク処理しました(笑)

焼肉の牛タンのような見た目です。

胆石はこれまた凄い衝撃!

エコーで観た時は6個ぐらいあるかなと言われましたが、出るわ出るわ40個ぐらいはありそうですね。

恐ろしー、、、こんなのが体にできるなんて不思議。

f:id:mocchipa:20200211234144p:plain

先生に希望をだせば、お土産にもって帰れます。

f:id:mocchipa:20200211234509p:plain

人により石の色や形は個性があるそうです。

ビリルビンが多い人は黒い石。コレステロールが多い人は黄色みたいな具合です。

手術後

初日

ベッド寝たきりですね。尿道に管が通されておしっこはフルオートで出ます。

紙おむつをしているのでウンチはそっちでして下さいとのこと。

ただ、なにも食べてないので幸い出ませんでした。

エコノミークラス症候群にならないよう、ふくらはぎのマッサージ器を付けられます。

ふくらはぎマッサージ器

f:id:mocchipa:20200212000230j:plain

その他、呼吸器と心電図の機器をつけてその日は就寝。

お腹の痛みは、腹筋運動を激しく極限までやり切った時の筋肉痛のような痛み!

思った程激痛ではない。

腹腔鏡の傷はこんな感じ。

腹腔鏡の傷

f:id:mocchipa:20200212001851p:plain

2日目

尿道の管も抜き、紙おむつも各種機器も外れる。

なんとかよろよろ自力で歩ける。

夜になると怠さと頭痛と微熱。

食事もおかゆから開始。

3日目、4日目

朝は滅茶苦茶元気。

痛みはあるものの普通に歩行可能。

夜になると、怠さと頭痛と微熱。原因を教えてもらった。

麻酔の後遺症らしい!

脊髄にたまる麻酔が頭にいかないように、ベッドに傾斜をつけて寝ないとダメだったようだ。

フラットにして寝ていた、、、

ベッド傾斜写真

f:id:mocchipa:20200131170531j:plain

5日目、6日目

このあたりから、夜の倦怠感、頭痛、微熱が無くなってきた。

痛みは依然、強い筋肉痛のような痛みはあるが普通に歩行できる。

6日目で退院。

14日目

内臓の痛みは殆どない。穴の痛みは少しある。

先生からは術後2週間でやっと日常の仕事や生活ができるようになってくると言われていた。

実際そんな感じ。

ご飯もごく普通のものを食べている。

胆嚢全摘出手術リスク

手術の際色んなリスクを示されました。

殆どはレアケースですが一応こういうリスクがあると。

太りすぎリスク

腹腔鏡手術は、目視ではなくカメラを頼りに行う手術です。

肥満で、皮下脂肪が厚過ぎると手術部位が脂肪で埋もれて確認できない場合があるそうです。

その場合は開腹手術に切り替えて行うそうです。

総胆管を傷つけるリスク

気を付けて作業はするが、何らかの原因で鉗子で総胆管を傷つけてしまう事があるそうです。

そうなると開腹手術になるばかりか、総胆管を縫合する処置をするため入院が1ヶ月伸びる事になるそうです。

血液製剤リスク

何らかの原因で血が止まらなくなったりすることがあり、その際に血液製剤を使用します。

血液製剤を使うという事は、血液製剤由来の感染症リスクはゼロではないという事らしいです。

今どきはレアケースらしいですけどね。

細かいのは他にもありましたが、大まかにそんなところでした。

まとめ

  •  胆嚢全摘出手術は比較的簡単な手術。2時間程度。
  • 腹腔鏡手術で行うが、手に負えない場合は開腹手術に切り替える。
  • 全身麻酔で行う。しっかり効いていれば眠っている間に終了。
  • 術後の痛みはあるが激痛ではない。激しい筋肉痛に似ている。
  • 術後の回復におよそ2週間必要。
  • 胆のうを除去しても胆石ができるリスクはゼロではない。
  • 総胆管結石になる痛みを思えば手術の方がはるかに楽。
  • 通常入院は4、5日間。

仕事が忙しく特急で手術して欲しい人に

救急で運ばれた時の先生に教えてもらったんですけど、名古屋地区だと春日井市民病院が胆嚢全摘出手術を日帰りで行ってくれるそうです。

www.hospital.kasugai.aichi.jp

読むと、推奨しているわけではないようです。

そういう事もできるよぐらいのニュアンスに読めます。

僕の経験からしても、日帰りなんかできるの?と思っちゃいます。

初日の状態を思い出すとあんなフラフラで家帰されるのか、、、

不安だなーというのが感想です。

しっかり時間つくって、4、5日間入院した方が安心だし確実だと思いますよ。

退院後すぐ仕事なんてやめた方が良さそうです。

 

腹腔鏡手術って凄いですね!よく考えたら、映像素子とカメラの発達により開発された手法だと思います。

オリンパスあたりが頑張ってつくったのかな?とか想像するとカメラマニアとしては胸アツですねw

 

いかがでしたでしょうか。

手術決断できずにいる胆石持ちの皆様。

早く胆のう取った方が楽ですよ!

取らないでいると、特に高齢者になった場合、命を取られるような状況に追い込まれる事が多いみたいです。

若くて体力のあるうちに切った方が美味しいものも食べれるので絶対おすすめです。

参考にして頂ければ幸いです。

 

お世話になった名城病院さんはよいところでした!

www.richardh.work