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【読書メモ】文明と病気 H.E.シゲリスト

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ちょっと読みづらさと冗長なところがあるけどまあ為になりました。

人類と病気の付き合いの歴史ですね。

 

第一章 衣服や食料、住居が人類の健康を改善してきた歴史。

第二章 産業、主に産業革命後の労働のありかたが労働者の健康を蝕んできて、それを制度改革や労働運動で改善してきた歴史。

第三章 ハンセン病結核、性病 それぞれの患者が社会でどう取り扱われてきたのか。

第四章 病気と社会制度の変革の歴史。

第五章 黒死病チフスマラリアなどのパンデミックによって歴史にどのような変化をもたらしたのか。

第六章 病気の治療は近代まで宗教儀式が主流だった。呪いから医学への変化の歴史。

第七章 病気を論理思考で捉えようとした歴史。4液の流れで解釈していたなど。論理的ではあったが現代の科学で解釈すると間違いではあったが、呪術とは違うアプローチがあった。

第八章 病気の科学的アプローチの歴史。殆ど近代にはいってからの事。

第九章 昔の病気の事を知る資料の多くは文学作品だという話し。論文やレポート等ではないけれど、小説やエッセイが当時のリアルな状況を描写できていてそれは医学の発展に後世役立っている。

第十章 病気と音楽との関り。かつて病気を追い出すための音楽+舞踊による治療が行われていた。

末章 過去を振り返った上での現代の医療事情とその課題。

 

そんな内容です。

第六、第七章あたりが面白かったです。

病気は宗教的な因果により起こるものだった。

悪い事や罪な事をしたため罰として背負う。本人でなくても親や親族の罪をかぶったり。

そして、悪魔祓いとかで本当に治る例もあった(プラシーボ効果)。

なので、近代になって科学的アプローチが始まるまでは病人は基本的には救済するべきものではなく、コミュニティーから排除してしまうべき存在だった。

そういう人達を助けて人気がでたのがキリスト教

病気の哲学的アプローチも面白かった。

人間の身体は4種類の血液で構成されていて、そのバランスが崩れると病気になるという解釈など、科学革命が起きる前に、必ずしも神の罰ではないんじゃないかという視点で病気に迫ろうとした先人達の歴史。

 

新コロナなかなか収まりませんね。

これも僕がおじいさんになって振り返った時にあの時がトレ転だったのかと思い返すときが来るのでしょうか。

 

 

 

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こちらの記事も是非ご覧下さい。

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