全天候型ロードバイクが欲しくなった
15年前に買ってホコリかぶってたロードバイクを引っ張り出してきて、UberEatsで配達してました。
改めて、ロードバイクの楽しさに目覚めてしまいました。
ところが、タイヤ選択を間違えて、ちょっと雨での稼働は不安だなと思っておりました。
Uber仲間のつぶやきを読んで、雨にはディスクブレーキが良いのだと知りました。
雨稼働するのであれば、自転車はディスクブレーキを搭載したものが絶対に良いです。
— 💎ラテンダンサーUberEats配達人 名古屋→大阪 (@P4AOydfRzyiNr28) 2020年7月8日
雨でも、ディスクブレーキだと、ブレーキレバーを握った瞬間にブレーキが効きます。
リムブレーキだと、ブレーキレバーを握っても、リムから水が切れるまでブレーキは効きません。
違いは歴然です。 pic.twitter.com/zzaewYtoqv
ビアンキにディスクブレーキを取り付けることも検討しましたが、結構大仕事になりそうなので、車両を買う方がいいなと思い直し。
最初、おススメされたコーダーブルームのクロスバイクなんか狙ってましたけど、やっぱりロードバイクが欲しいなと。
コーダブルームのRAIL DISC EX良いと思います。
— 💎ラテンダンサーUberEats配達人 名古屋→大阪 (@P4AOydfRzyiNr28) 2020年7月21日
フォークがカーボンですし、そのフォークがベンドしていますし。https://t.co/rfChs4PlwH
色々検討の結果、、、
色々な車両を検討した結果、GIANT CONTEND AR3 に決定しました!
その経緯を書くと長く冗長になりますので、省略してとっととレビュー行きます。
結果はめちゃくちゃいい車両でした。
GIANT CONTEND AR3
ジャンルとしてはグラベルロードになるのでしょうか?
グラベルロードとは、フレームデザインやタイヤサイズなどが、オフロード車よりのデザインがされており、ちょっとした舗装路も未舗装路も走るような、旅やツーリングなどを念頭に置いた自転車になります。
速さは追及しない、そしてロードバイクのマルチポジションで乗れるし、街乗りする場合も段差の多い歩道なんかも走りやすいのが特徴の割と新しい設計思想をもったジャンルです。
快適にロングライドをすることを目的とした CONTENDシリーズに、ディスクブレーキを搭載したグラベルバージョンがこのAR(All Roadの略らしいです)になります。
上位機は油圧ディスクブレーキ、メインコンポににティアグラのAR2(定価:15万円)、下位機はワイヤーディスクブレーキ、SORAのAR3(定価:12.5万円)です。
定価の価格差 25,000円。
絶妙な価格差ですね!
軽いタッチで強力なブレーキかけたいとかならAR2ですね。
あとからより良いもの欲しくなるタイプの人なら迷わずAR2。
自分の場合、メンテナンス性やコスト重視なので、AR3を選びました。
結論から言うと、AR3のワイヤーディスクもかなり強力にブレーキ効きます。
外観写真
MTBのような尻下がりのフレームデザインです。
TEKTRO製ディスクブレーキ
メインコンポだけシマノで、フロント周りは違うメーカーなんてののも良くあることですけど、AR3は全部シマノです。
昔のイメージでSORAてもっと寂しくて105ぐらい載せたくなるのかなと思いきや、今のSORAって凄い立派ですね。
ギアの枚数の違いぐらいに思っておいていいぐらい。
街乗りや旅行ならSORAで十分過ぎですね。
チェーン脱落防止ガードがついているのは安心ですね。
シートは、ちょっと使った感じだとなかなか良さそう。
ただ、完成車はここはコスト落とすところなので、長時間乗ってみてどうかですね。
シートポストが独自のD型というのを採用してます。
この形状にすることで、剛性を確保しつつ、シートポストを長めに出して、しなりをショック吸収に利用するという設計思想です。
いいとは思いますが、後で汎用のカーボン製シートポストに変えたいなとか思ってもそれはできません。
フロントフォークはカーボーンフォークです。
今どき普通の装備ですね。これじゃないと乗り心地は悪いですね。
ワイヤーはフレームインするタイプで見た目がとてもスマートです。
錆にも強いかも知れません。
タイヤは標準のが32Cのが付いてます。
この太いタイヤがこの自転車の乗り心地の肝です。
トップチューブはこんな感じです。ストレートじゃなくてシートピラーに向けて絞ってあります。MTBみたいですね。
ハンドル周りです。スマホホルダーとライトつけるともうなにも付けれません。
色々つけたい人は拡張用の金具が欲しいですね。
GIANTの新しいロゴカッコいいですね!
黒フレームに白字は凄くいい。
他にも特徴として、純正でキャリアやフェンダーのオプションがあるので、旅にでるのに最適な自転車です。
走行インプレッション
早速何回か配達に使いました。
感じた事をいくつか。
- トップスピードはロードバイクの方が速い。
- スピードはロードに譲るけど遅いわけではない。十分に速い!
- フレームはかっちり硬いけど、穏やかな乗り心地。
- ARは伊達ではなく、段差や凹凸の多い歩道と、車道が同じ感覚で走れる。突き上げが凄く穏やかでロードバイクのような神経質さがない。
- SORAのシフトはスムーズ。これで十分!
- ディスクブレーキは慣らしが要るけど、あたりが付いてくると効きが良くなる(最初は全然効かない)。
15年前のBianchi via nirone 7 と比べるとかっちりした剛性です。
それでいて、踏んだらスッとスピードでるかというとそうでもないです。
良くも悪くもすべての反応が穏やかです。
でも、それがこの自転車の個性で肝だと思います。
ロードバイクらしい鋭い反応とか切れ味みたいなのを求めてる人には絶対向きません。
いいなと思ったのが、極太タイヤがもたらす乗り心地。
舗装の悪いところを走っても反応がママチャリみたいに優しいです。
ロードバイクだと振動がきついので車道を積極的に走りたくなりますが、AR3は道を区別することなく走行できてとても楽です。
これ、UberEatsのような配達業にはめちゃくちゃメリットです。
名古屋の八事の坂道も走りましたけど、SORAのギアで十分ですね。
全く問題ありません。
この乗り心地の良さは、配達業だけでなく、初めてロードバイク買ってみたけど、乗りこなす自信ないなーという人、通勤に速い自転車欲しいなという人に絶対向いてます。
フラットバーと違い、ドロップハンドルなので状況に応じて色んなポジションとれるので。
雨でも一度使いましたがディスクブレーキの効き圧倒的です。
これ体験しちゃうとキャリパーブレーキが怖く感じます。
日常使いする自転車では絶対あった方がいい装備ですね。
まとめ
今回 量販店の SPORTS DEPO 山王店 さんで購入しました。
2020年モデルの在庫処分で税込み11万円でした。
15年前と比べこんなに豪華装備ついてこの値段で買えるなんて安いですねー。
お店で他にもNESTOというメーカーのGAVELというグラベルをお勧め頂きましたけど(結構かっこいい!)取り寄せ品ということなので、在庫ありのこちらにしました。
結果、これにして良かったです。
ジャイアントってみんなが乗ってるユニクロみたいな自転車のイメージがありましたけど、仲間のこの助言で買う決心付きました。
こういう言葉に弱いです。
それ良いですよ。
— 💎ラテンダンサーUberEats配達人 名古屋→大阪 (@P4AOydfRzyiNr28) 2020年10月2日
思うにジャイアントは最も技術力持っています。
カーボンの糸から自転車のフレームを作れる数少ないメーカーです。
ラグ接合モデル以外のコルナゴとトレックのカーボンフレームはジャイアント製です。
スポーツDEPOさんは、500円払うと(年間ではなく1回払うと)、ずーっと点検無料ですし、メンテナンス工賃もずーっと30%引きです。
おまけで死亡保険もついてくる。
これは入った方がいいですね。
意外にも(失礼ですね、、、)、専門店ではない量販店なのに、しっかりした接客して頂きました。
ボウズのお兄さんですけど、取扱いにないブランドをご紹介頂いたりとか、目的を伝えたらその観点でこれはオーバースペックですねとか無闇に高いもの買わなさい接客がとても良かったです。
その後、妻が買った某有名ショップでちょっとしたトラブルがあったり、僕も欲しい自転車あったんですけどその時の接客具合とかあまり気持ちの良くない想いをしたので、余計に印象が良いです。
お店とは相性ですね本当。
この自転車に限らず、グラベルロードって魅力的な自転車ですね。
ロードバイクのかっこうでかつ穏やかな乗り味です。
街乗りやツーリングでは十分なスピードが出ます。
なかでもこの自転車は10万そこそこでこれだけの装備が付くのでかなり買い得感あります。
さすがGIANTです!
自転車乗りの人に聞くと、迷ったらGIANTって言葉が返ってきますからね。
失敗はしたくない人には安心のブランドですね。
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