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【トラブル記】日産リーフ ZE1 電源起動しない問題が発生した!

日産リーフ 電源起動しない問題

日産リーフ 電源起動しない問題
日産リーフめちゃくちゃ楽しく使わせてもらってます。
ところが先日、知多の佐布里に梅を見に行った先で車両が動かなくなると言うトラブルに見舞われました。
 
このトラブルは車両のトラブルに加え、事務トラブルの話も含んでいるので、目次を使って必要な事項のみを読まれることをお勧めします。
 

リーフのメイン電源が起動しないトラブル

お花見終えて駐車場へ戻ると、キーレスでドアが開かなくなっていた。
キーレスの電池切れが原因だと思い、付属の物理キーでドアを解錠。
下のサイトを参考にしてキーレス電池切れの際のメイン電源の起動方法に従い操作したが電源起動せず、、、
ここでサポートに電話し助けを求め、改めて案内してもらいながらキーレスエントリーの電池切れの際のメイン電源起動の操作を試すが起動せず。
 
サポートからの指示によりクラクションが鳴るかを確かめてほしいと言われクラクションを鳴らしてみるがクラクションが鳴らず。
症状から、アクセサリーを動作するDC12Vバッテリーの不具合と判断。
近くにブースターケーブルを繋げれる人がいたらつないで試してもらいたいと指示され、近くにいた人に助けを求めました。
電源はオンになりましたが画像の警告が出ました!

警告 EVシステム故障 販売店で点検してください。

警告 EVシステム故障 販売店で点検してください。
それをサポートに伝えるともうユーザ様ではやれる事はありませんと言われロードサービスを手配する流れとなりました。
 

日産カード事務処理トラブル

ZESP2のロードサービスプログラムを受ける際に、日産カード事務処理トラブルに見舞われ時間を浪費することになってしまいました。
不運なことに、日産カードを携帯していなかったため思い当たるカード名義をサポートに伝えたのですがそのような契約者は該当がありませんと言う回答。
そんなわけはないとディーラーにも電話し、手伝ってもらいながら確認作業を試みましたが、やはり該当する契約がないとのこと。
家族に頼んで毎月引き落とされるZESP2利用料金の利用明細を取り寄せてもらい、3時間以上ここに閉じ込められている窮状をサポートの方に必死で訴えたら、カード情報の一部はお客様のおっしゃる情報と一致しているので、サービス利用対象者と判断しロードサービスを手配しますと言う運びになりました。
ここまで故障発生から4時間、、、
 
その時判明した事実は登録の電話番号が異なっているとの事でした。
052-123-4567 の所を 052-223-4567 で登録されていることが原因で、電話番号が異なっているためサービス対象者ではないと判断され、ロードサービスが受けれませんでした。
※記載の電話番号は説明用で実在しません!
 
ロードサービスはご利用いただけないのでお使いの任意保険の会社に頼んで下さいの一点張り。
サポートとしては間違った対応ではなかったと思いますがなんだかモヤモヤします。
カード申し込み書類は手書きだったため向こうの事務処理ミスで間違った電話番号がタイプされた可能性もある訳です。
もう済んでしまった事だし、恨む気持ちはありませんけど、、、
最終的にはこちらの言い分を通して頂きロードサービスを受けることができました。
ちなみに、この無償サポートは年1回利用可能で、年度切り替えになるので4月になるとリセットされます。
 
実際に上記のような事が起こってしまったので、読書様はこのエピソードを頭に入れ、窮状をしっかりとサポートに伝え生身の人間が困っていると言うことを理解してもらい対応をお願いすることも頭に入れておいたほうがいいかもしれません。
レアケースだとは思いますけど、、、
 

原因判明対処実施

ディーラーに預けてから1日で原因が判明し対処が実施されました。
リーフ ZE1 でまれに起こるトラブルのようです。
日産側では完全な原因は特定できていないのですが、これで改善されるだろうと期待されるソフトウェアがリリースされており、それをパッチとして当てることで対処となりました。
 

原因

車両とカギの距離、車両が受けてる電波状況が、とある条件下でメイン電源オフすると、本来スリープ状態になるはずのBCM(アクセサリーコントロールするコンピュータ)がスリープにならず暗電流がたくさん流れDC12Vバッテリーの電圧が規定より下がるまで電池を消費してしまうことが原因。
一度これが発生してしまうとDC12Vバッテリーにブースターケーブルを繋いで充電したとしてもシステムエラーを表示させてしまう。
ただこの状態でも、実はDレンジに入れたら車両は動かせたそうです。
 
ここにEVならではの勘違いが不運にもありました。
エンジン車と異なり起動は無音なので、画面に大きくエラー表示を出ている状態でDレンジに入れようとという発想に至りませんでした。
サポートに電話しながらの対応で、サポートからはそのエラーが出ている時はもうユーザさん側で対処できる事はありませんと伝えられたので動くとは発想できませんでした。
 
試しにDレンジに入りますかとサポートが案内してくれたら、もう少し早くトラブルが解決した可能性はありました。
ただそこは安全性等、サポートなりの考えもあっての可能性もあるので恨む気にはなりません。
どんなサポートにあたるかは運の部分があります。
 
読者の皆様は僕の事案を思い出して、自身のトラブルの時に役立てて下さい。
 

対策

このトラブルの対処としてはBCMの修正プログラムパッチを当てるのが対策となります。
 
納得いかない点として去年の11月に車検を受けていてなぜ最新の修正プログラムが更新されていないのかと言う疑問をぶつけてみました。
 
回答としては、日産内でも不具合事象は確認しているが完全な原因の特定には至っていない。
修正プログラムを当てれば解決すると言うのはまだ仮説の段階。
なので不具合が起きた車両にだけ修正パッチを当てて再発率を見ているところだと言う。
これで不具合再発する車両が0になれば修正パッチは有効なものとして扱われ、正式版として全車両に当てられていくとディーラーのメカニックの方は予想されてました。
 
後日、SNSでリーフコミュニティーの方のお話を聞いたら、2017年製のZE1では仲間内でも度々聞かれるトラブルの一つと教えていただきました。
その方が聞いただけでも10数件は同じトラブルがあったと。
コミュニティー内で10数件だから激レアと言うトラブルでもないのかもしれません。
かなり遠い出先で起こらなくてよかったです。
 

まとめ

結論はEVだから起きたトラブルではありません。
ガソリン車であってもコンピューターにまつわる車両エラーと言うのはあり得ると思います。
また、リーフ仲間とも話しましたが、EV、ガソリンに関わらず、デビュー初年度製造の車両はトラブルは起きやすいと言うことです。
車にはマイナーチェンジと言うアップデートの他に、細かにイヤーモデルというのが存在すると言われています。
世に出してみて使われないと発覚しないバグと言うのはどうしてもあるものです。
製造年がすすみ不具合のパッチが当てられ改善されて、モデル最終年となると故障しにくい安定した車両になるのです。
 
我が家もいちど最終モデルの車を買ったことがあり、その車両は全くと言っていいほどのトラブルフリーだったので、その話には実感があります。
デビュー年製造の車と言うのはどうしてもそういう宿命を背負っていると覚悟するしかないですね。
そういうトラブルは絶対嫌だと言う人は、車を購入する際製造年と言うのを意識して選ぶと良いと思います。
 
あとリーフに乗る際は充電カードだけではなく日産カードも必ず携帯することを習慣化した方が良いです。
もう一つは、電気自動車であってもブースターケーブルは車両に積んでおきましょう。
DC12Vバッテリーがトラブった時も、それがあれば助かるケースがあると思います。
 
トラブルに見舞われて感じたのは日産ディーラー網の頼もしさです。
これテスラで起きた事案だとどうなるんだろうと言うことを想像しました。
←知らないだけでスムーズに処理されるサービスがあるのかもしれません。
 
日産ディーラー網は全国にたくさんあるため、どこでトラブルを起こしても頼もしいです。
 
リーフとテスラモデル3、価格も肉薄してきて、パフォーマンスはちょっとずつモデル3の方が良くて存在感を増していましたが、実際こうやってトラブルにあってみるとトラブル時の救済という点はテスラに対して日産が勝っているかもしれない点だと感じました。
 
今後同様のトラブルに見舞われた人にこの記事が参考になったら嬉しいです。
 
皆さん良いEVライフを!
 

 

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