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バチェラー・ジャパン4を楽しんだ!

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バチェラー・ジャパン4

 

バチェラー・ジャパンを視聴した。
最後に選んだ人は納得の人だった。
エピソード5の波乱の時に彼女だけはバチェラーのハートをつかむような言動をとっていた。
それを見て一視聴者である僕も、彼女素敵な人だと感情移入した。
 
ラストシーンはまんまと僕も涙してしまった。
 
恋愛についていろいろ考えさせられた。
引くてあまたのイケメンに対してお預け戦略が通用しない。
積極的に惜しげもなくPRしていかないと勝ち目がない!
待ってる女は弱い。
 
そしてモテる男はやっぱりモテててしまう。
他の女から人気があることを目の前にしてしまうと、自分も惹かれてしまう現象がありそうだった。
 
反対に、女の1人が不信感を持つとその不信感は女たちの間で伝搬すると言う現象もありそれもリアルでこわかった。
 
女性は良くも悪くも協調性が高い。
 
そして物語中盤まで、黄さんはぶれない男、バチェラーを見事に演じていたが、後半になるに従い、選別の難易度が上がると、女性側の気持ちに翻弄されているが見えた。
そして、その黄さんの不安がまた、女の子に伝わり不安にさせるような場面があった。
 
その事を、後の反省会で、あの時、ちゃんとしっかり、大丈夫俺は大好きだよ!と自信を持って伝えて、女の子をリードすべきだったと女性陣から指摘されていた。
 
黄さんは、マジメで責任感が高い素敵な人だったんだろう。
だから、結果嘘になってしまうようなことは出来なかったんだろう。
後に、発言の責任を取らされるような発言はしないし、保険をかけた言い方も時々見られた。
 
それを見てて思ったのは、サイコパスやクズ男と呼ばれる人は、おそらく後に責任を取るつもりが全くないので、その場限りの愛してるよ、好きだよ!を本気のトーンで言えてしまうんだよな、クズ男はモテると言う言説に納得してしまった。
 
女の子も後半になるに従い、最後の方まで残っている子は最初の頃よりもずっときれいに、魅力的になっているのがわかる。
恋する女は綺麗さ~ と郷ひろみが歌ったものだけど、本当にその通りだと思った。
2ヶ月の撮影期間の間に女の子達もバチェラーも成長している。
顔つきがみんな違う。
 
もう一つ、この番組の素晴らしいのは映像ですね。
タイ、プーケットの美しい風景を、映画のような美しいカメラワークで見せるのはお見事だった。
 
ラストシーンの緑茂る島に、赤いローズを配置して、赤いカーペット敷いた美術さんのセンスや、それをとらえるカメラワーク、ドラマチックに魅せる編集や音楽。
テレビ番組とはひと味違う映像で楽しめました。
 
テレビ番組がつまらない、そういえば話題になっていると思って見始めたバチェラー最新作。
 
思っている以上に楽しめました。
 
すごく面白かったが危険性みたいなのも感じた。
エンターテイメントと、本当の気持ちの部分で常に葛藤させられ、演者さん達も割り切っている部分と、割り切れない部分が垣間見れた。
 
エンターテイメントとして、もちろん楽しいけども、扱っているのは生身の人間の感情なので、かつて本当の殺し合いを楽しんだグラディエーターに通じる下品さがある。
 
いろんなことを考えさせられた番組でした。
 
おそらくバチェラーの影響なんでしょうけど、日本でかつて一世を風靡した番組企画、未来日記リバイバルして作られると言うニュースを聞きました。
 
時を経て、そちらもどんな見せ方をしてくるのか楽しみです。