- まだまだネガティブなイメージがあるEVですが、、、
- EVは補助金あってもガソリン車より高い!
- でも、中古なら、、、
- 中古のEVなんて電池大丈夫なの?
- テスラのバッテリー
- EVは劣化するところが主にはバッテリーぐらい
- 次世代の2万ドルEV
- まとめ
まだまだネガティブなイメージがあるEVですが、、、
去年に日産リーフを買って楽しく使ってます。
カーライフが一変したと言っていいです。
先日、こちらのブログを拝見しました。
論旨については異論もないです。
今必要ではないものを付けてしまって後悔しているという話しでした。
住宅を建てる際、まだ明確に使う事が決まっていない未来のために設備を用意するのはコスト上がるし満足度が下がると専門書で聴いたことあるので正しい意見です。
ただ、ここにも書いてある通り、EVてまだまだ世間からネガティブなイメージで捉えられているのだと感じました。
個人的には徐々にEV買ってもいい環境になってきたなと思うので、よく言われるネガティブな部分を一つ一つシリーズで語ってゆきたいと思います。
EVは補助金あってもガソリン車より高い!
これは本当です!EV購入の際には、様々な補助金が用意されておりますが、買うとなると高いです。
国産の日産リーフの新車、先進的な装備が載った40kWhバッテリーのGグレードでも諸費用合わせて450万円ぐらいです。
そこから各種補助金で数十万が戻ってきて実質400万円前後でしょうか?
日産リーフはパッケージ的にはカローラとかのCセグメントの車です。
それを思ったら確かに高い!
一方、先日、トヨタを抜いて時価総額世界一の自動車会社になったテスラ社のモデルはどうでしょう?
モデルS、モデルXは1,200万円からなので、余程車に思い入れないと論外の価格ですね。
廉価のモデル3も上位モデルを思ったら多くの点で上位モデルと遜色ない性能があり半値ですから安い!!!
とは言え、日本に入ってきてるのは一番安いモデルで車両価格511万円です。
内容からすると安いかもですけど、車としては高級車の部類ですよね。
なので、新車で買うならまだガソリン車よりも高いと言えていると思います。
でも、中古なら、、、
それでは中古市場に目を向けて観ましょう。
EVは日本の市場でまだまだネガティブにみられているので中古価格が滅茶苦茶安いです!
本命は現行リーフZE1!
色々使い勝手を考えると、リーフZE1のお買い得度は高いですね。
我が家のGグレード は、自動運転 レベル2 のプロパイロット搭載、自動パーキングのプロパイロットパーキング搭載(役立たずw)で、2年落ち、6,000km走行 ピカ中古で 諸経費込み 250万円でした!
車格としてはカローラクラスのCセグメントの車ですが、特筆すべきはパワー感です。
初動からトップトルクをひねり出せるモーターのおかげで、踏み込んだ時のパワー感は 2.5L とか 3L 車みたいなパワーあります。
それで、自動ブレーキのような安全装備がついて、プロパイロットという準自動運転装備がついての車が250万円程度で買えちゃうのですから、お得感あると思いませんか?
おっと、今みたらもっと安いですね。200万そこそこで結構選べそうです。
引用 中古車検索 Goo :中古車情報(1-30件を表示 ) | グーネット中古車(Goo-net)中古車検索
初代リーフZE0なら軽自動車の中古より安い!
24kW 初期型リーフは中古車市場で安いと15万円ぐらいからあるそうです!
引用 中古車検索 Goo :中古車情報(1-30件を表示 ) | グーネット中古車(Goo-net)中古車検索
プロパイロットみたいな先進的な装備はついていないですけど、EVとして十分楽しめる内容だと思います。
後述するセグ欠けの問題はありますけど、使い方を見極めたら結構良い選択かと思います。
我が家もセカンドカーにいいな、なんて真面目に考えてます。
テスラモデルS 350万円でランボルギーニをぶっちぎれ!
中古のテスラモデルS 新車で1,200万円の車ですが、中古だとこういう値段のものもあり得ます。
こちら、6年落ちの認定中古車です。
これは極端に安い車両ですが、モデルSの古い車両は300万 ~ 350万円程度で認定中古車が買えます。
いかがですか?ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニもぶっちぎるハイパワーを備えてエアサス、自動運転、色々備えてこの値段ですよ。
お買い得じゃないですか?
変わり種としてBMW i3
人と変ったのが好きな人にはこちらがいいのではないでしょうかね?
カーボンモノコックシャーシの贅沢な造りで、ピカイチな電費です。
レンジエクステンダーという発電用のエンジンを備えたモデルもあり466kmの航続距離を実現しているのでどこでも行けちゃいそうですね。
中古のEVなんて電池大丈夫なの?
まあ、これは心配ですよね。
特に、EVにネガティブなイメージを持っている人は、ここを一番ネガティブに感じているのではないでしょうか?
iPhoneとか使ってても、2年も使うとバッテリーライフ著しく劣化しますものね。
でも、スマホに使っているリチウムイオンと、EVに使っているリチウムイオンは品質が全然違います。当然耐久にも差があります。
テスラのバッテリー
テスラのバッテリーは水冷とヒーターによって温度管理しています。
テスラの凄いのはこの技術で、これにより50万kmぐらい走行してもバッテリー劣化は10%程度とデーターがあります。
リチウムイオンの劣化というのは、バッテリーの温度が上昇したり冷やされたりを繰り返すことで電池内部の化学物質が劣化してゆくのが主な原因です。
充電や、出力時の発熱です。
テスラのバッテリー技術は、水冷とヒーターで温度管理をすることでバッテリーの劣化を最小に抑えてます。
リーフのバッテリー
リーフはどうでしょう?
残念ながら、リーフのバッテリーは空冷です、、、
初代リーフのZE0はこのバッテリー劣化が問題になりました。
新車と比べて半分ぐらいの距離しか走れないぐらいバッテリー劣化しちゃう車両もあると聞きます。(セグ欠け問題)
それが故、中古車市場では著しく値段が下がっている原因にもなっています。
ですが、この問題に日産は既に解答を持っています。
ZE0型バッテリー、日産純正のリサイクルバッテリーで 30万円、新品で60万円です。
割り切ってバッテリー交換するという選択もありです。
劣化したバッテリーでも、数十km~百数十kmは走れますから、お買い物用とか割り切れば非常にお得な乗り物です。
テスラは海外新興メーカーで得体が知れないと敬遠する気持ちがあって、でも、日産リーフのバッテリー劣化が心配だという方は、現行のZE1が断然おススメです!
ZE1のバッテリーもZE0と同じく空冷ですが、様々な保護制御やセル自体の改良を行っており、ZE0比でかなり劣化しなくなっているそうです。
8万km走行でもセグ欠けないんだとか。
ソフト的にも、ハード的にもかなり改善がされているようです。
恐らく10年ぐらいは問題なく使えるのではないでしょうか?
最悪は交換という事を念頭に置けば、長くつかえると思います。
現行のZE1 40kWh バッテリーの新品価格は82万円だそうです。
いざとなったら82万払うつもりでいれば長く乗れそうです。
EVは劣化するところが主にはバッテリーぐらい
ガソリン車は劣化する箇所が多い
一般に、中古車を選ぶ時、走行距離や年式を目安にします。
エンジンの車で大事なのは、その車両がどのように管理され乗られてきたかです。
マメなエンジンオイル交換が実施されていた車両は10万km走行でも程度が良かったりしますし、たとえ5万kmでも、オイル交換があまり行われていなかった車両は程度が悪かったりするのです。
おまけに吸排気系にはゴムホースが沢山使われており、それらの経年劣化も大きな故障の原因になってきます。
EVは劣化する箇所が主にはバッテリーぐらい
対してEVは構造としてはミニ四駆をフルスケールにしたようなシンプルな構造です。
吸排気を行わないためゴムホース類は少ないですし、オイル交換という概念もないです。
機械的に疲労してゆく箇所がガソリン車と比べ極端に少ないのです。
なので、10万km超えて乗られた車は何らかのリスクを覚悟しようみたいな常識はEVには当てはまらない可能性があります。
ブレーキも略回生ブレーキで行う為、ブレーキパッドすら殆ど減りません。
逆に、殆ど使わないぐらいなので、ブレーキパッドが交換されていない車両も多く、年式が古いEVを中古で買った場合は予防交換した方が良いぐらいです。
テスラモデルSは走行距離が結構いっていると極端に安くなる割には、劣化はガソリン車のような劣化具合ではないと想像しています。
(10万km越えのテスラモデルSを運転したことありますが、なんの違和感もありませんでした!)
参照記事
シンプルな基本構造により、故障個所が原理的に少ないのがEVです!
次世代の2万ドルEV
テスラがガソリン車の新車価格を下回るモデル3をリリース予定とアナウンスしております。
まだ正式な発表はありませんけど、噂では2万ドルを下回るのではないかと言われています。
これが出てきたら大変なインパクトだと思います。
確かに、充電環境が確保できない賃貸住宅の人や、長距離走行ではデメリットもまだあるEVですが、車両価格がガソリン車より安くなってきた時、ガソリンである事に固執する人は少ないのではないでしょうか。
テスラがこれを出せば、他社も追従するのは間違いないです。
まだまだガソリン車の時代が続くと思っている人も多いと思いますが、EV乗りになっていろんなニュースが入ってくるようになって、EV時代はすぐそこまで来ているような印象を持っています。
長距離ドライブは難しいという問題も、急速充電器の技術発展やインフラ整備で、そのうち問題ではなくなるはずです。
まとめ
- 新車のEVは確かに高価!
- 中古のEVは、市場がネガティブに評価している分安いしお買い得に感じる。
- 思われている程バッテリーのリスクは高くなさそう。
- これから更に買い得な状況が生まれそうだが、今でも中古EVは十分に買い得感が高い。
- ガソリン車とEVでは、劣化に対する考え方が異なる。
EV乗りというポジションを得て、EVの良さを実感してます。
イメージ先行でネガティブな捉え方をされている文章を良くみるので、残念だなと思って筆をとりました。
日産はリーフの1泊2日無料試乗体験プログラムを用意してます。
これで一日ゆっくり300kmぐらい試乗すると、色々見えなかった事が見えるようになると思ってます。
そろそろ車買い替えタイミングだという方は是非EVも検討してみて下さい!
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