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【試乗記】テスラモデルS P85D でちょこっとドライブ リーフと比べてみた感想

Tesla Model S

 

また会ったね テスラ

テスラオーナーさんのご厚意でテスラ モデルSをドライブさせてもらった。

前回チョイノリさせて頂いた記事はこちら。

約2年前の話かな。

www.richardh.work

この一回で、EVに関してややアンチ気味だったのに一発ノックアウト。

心のどこかにEVの存在がひっかかり、ついには日産リーフを父親の車買い替え乗じて買わせてしまい今はすっかりEV信者です(笑)

www.richardh.work

今回は、前回よりももう少し長い時間体験させて頂きました。

 

0-100km/h 3.3秒 の圧倒的パワーパフォーマンス

これは前回も体験済みなんですけど、このパワーは圧倒的ですよね。

並みいるスーパーカーも0-100km/hの世界では軽くひねり倒します。

(それ以上のスピード領域では負けると思います。)

走行モードをインセイン(キチガイて意味)にすると、怖くて踏み込めないぐらい。

この調子で公道で全開加速なんて危なすぎるしあっと言う間に免許取り上げになると思います。

わかりやすい例えは富士急ハイランドのドドンパです。あんな感じの加速です。

画面上でモード変更します。

コンフォート、スポーツ、インセイン、インセイン+ が選べます。

Tesla Model S

 

前回試乗させてもらったときはこのパフォーマンスで一気に心奪われてしましました。

EVってすげーやーって。

今回はコンフォートというモードで乗ってました。

コンフォートにする穏やかで乗りやすいセダンという感じ。

感覚的にはリーフよりももう少しだけパワフル。

十分にパワーある印象です。

そして高速走行時も、AWDで適切にトラクションコントロールされているからなのか、驚くほど安定してます。

リーフと比べてどうなのか

これは比べるまでもないですね。モデル3においても、モデルSの スポーツ モードぐらいのパフォーマンスがあるそうですから、テスラの圧勝です!

圧勝なんですけど、こんな0-100km/h 3.3秒要りますか?

普通の人は要りませんよね。

そういう意味でリーフにそれがないからと言って劣っているって話ではないと思うんですよ。

多分リーフも制御のパラメーター変更したらもっと過激な味付けになると思うんです。

必要ないし、現状でもガソリン車の 2.5L とか 3.0Lぐらいのパワー感ありますからね。

これは、日常の足として使うにはどうなんだという設計思想の違いだと思いました。

ただ、テスラは新興メーカーです。

営業という意味では、既存メーカーとは異なる尖った個性を出さないと選ばれない訳です。

モーター駆動っていうのはここまでできるんだよっていうデモンストレーションとしては凄く説得力あるし、現に僕もこのパワーでガッツリハート掴まれましたからね。

買ったら要らなくなるものだけど、買わすのにはあった方がいいのかも知れません。

あと、どんなユーザーがどんな使い方するかもわからないのに、この過激なモードを車に与えているというのは、それだけバッテリー管理技術だとか、危険回避技術に自信持っているという事なのかもしれないので、そういう意味でテスラはやっぱ凄いねと思っちゃいます。

 

期待のオートパイロット

前回はテスラというよりEVの作法に慣れず怖くて試せなかったオートパイロット。

今回はすっかりリーフのプロパイロットで、車に任せて運転するという事には自信もってるので是非試してみたかった。

オートパイロットのお作法

テスラのオートパイロットの動かし方は実に簡単。

ウィンカーしたにあるレバーを2回て前に引くだけ。これだけでONになります。

解除するときは、奥に2回押すだけ。

これはリーフと比べてわかりやすいし、とっさの時も操作しやすいインターフェースだと思いました。

 これは断然リーフよりも使いやすい!

ハンドル自動について

オートパイロットのハンドル自動を許可する判断は一般道でもすんなりONしてくれます。これがリーフだと結構慎重です。白線がはっきり見えてないと許可しません。

聞いた話だと、スバルのACC(オートクルーズコントロール)は、一般道ではまずハンドル自動は許可しないみたいです。

ただ、モデルSに載ってるハンドル自動は一般道ではおまかせできるレベルじゃないですね。

駐車車両とかは避けようとしないですし、交差点で車線が切れると、お!そっちにハンドル切るの?とか予期しないハンドル操作がやっぱあります。

これはリーフも同じですが、ハンドル自動に逆らってハンドル切るとハンドル自動はOFFになります。

ただ、アクセル自動はONのままなので、これが慣れてないと勝手に加速とかするのでちょっと焦るかも知れません。

高速道路でのコーナー処理ですが、Rのキツイコーナーではやっぱりおまかせするのは怖いです。

これは地図というか道路データーのR曲率みたいなのを読み込んで事前に減速するような制御でも入れない限りはスムーズにってのは無理なんでしょうね。

画像認識とミリ波レーダーの制御だけでは厳しいのはテスラも一緒ですね。

 

アクセル自動について

停止からのリスタートですが、テスラは前の車が動きだしたら自動で走り出してくれます。

リーフはハンドルでスタートボタンを押さないと前の車についていってくれないので、これはテスラの方が制御がいいですね。

アクセル操作については、案外急加速の急停止ですね。

その辺はリーフと同様です。

結構速度が乗った状態で、前の車が信号待ちしていると、お!まだ減速しないのってドキドキする事が多いです。

信号赤を認識するかなと期待しましたがそれは無いですね。

ちょっと期待外れ。

車線変更

ウィンカー出すと、周りに車いなければ自動で変更してくれるって聞いてましたけど、やってみましたがうまく動いてくれませんでしたね。

高速道路でも一般道でもやりましたけど。

本当に車が全然いないような場合じゃないとうまく動かないのかも知れませんね。

 リーフだとこれはそもそもできないからテスラの勝ちですね。

リーフのプロパイロットと比べて

殆どの点でテスラの方がいいです。

モデルSに載っているオートパイロットは2世代ぐらい古いものなので、現状のテスラの実力としては正しい評価ではないですけど。

ですが、感想としては思ったよりイマイチでした。もっと凄いのかと思ってました。

テスラオーナーさんの話によると、新しい世代のものも、安定感はより増すけれど、次元が違うとかそこまでではないらしい。

モデル3に載ってるオートパイロットとスカラインに載ってるプロパイロット2.0

恐らく実力的にはいい勝負じゃないでしょうかね。乗ってないから想像ですけど。

 

各種操作

色々いいところ悪いところあるんですけど、全体的にはテスラ モデルSの乗ってから降りるまでのお作法はスマートですね。

基本全部オート。

車に近づくと、お迎えの準備。

ドアノブに触れると隠れていたドアノブが出てくる。

乗り込んでドライブに入れると運転スタート。

運転終わったらシフトをPに入れて降りて車から離れたら自動でロック、ヘッドライトもオフ。

これがリーフだと、ドアのロック解除ボタン押してドア開けて乗り込む、ブレーキ踏んでスイッチONする、パーキングブレーキ解除する、シフトをドライブに入れる、出発。

リーフの方が運転するまでにやる事がテスラより多い。

だからダメだとは言わないけど、テスラはそのあたりが魅せるよねぇ~ て思います。

購入検討している人はこういうところに心動かされちゃうんじゃないですかね。

先のパワーの所でも言ったけど、ブランディングが上手いっていうか、お客さんをドキドキさせたいみたいな意図を感じるんですよね。

必ずしもそうでないとダメではないけれど、名もないメーカーの車を買ってもらおう、好きになってもらおうみたいな気持ちが伝わる。

イイもの作ったら買ってもらえるみたいな考え方だとこういう風にならないと思う。

充電中にディスプレー画面でゲームができるとかね。

はっきりいってどーでもいいんだけど、へーー!って思わされる。

全ての操作を画面上でやらせようって考えも不便だなぁ~て思うところもないわけではないけど、こういう考え方なのね!付き合うよっていう気にさせられる。

 

余分なものがないから、普通の車のシフトノブがあるところはでっかいトレーがあるだけ。

荷物もジャンジャン置けて普通に便利。

 

リーフと比べてどうか

流石に1,200万円の車と品質を比べてしまうのは酷なので比べません。

しかし、自動ですべて制御してしまうみたいなのは、リーフだってお金かけずに実現できるんじゃないですかね?

ディスプレーインターフェースですべて完結してしまうとかっていうのもインターフェースになるダイヤルスイッチつまみ類が削減できてコストダウンにもなるし、むしろリーフがこのテスラみたいなスタイルで先に出すべきだったんですよ。

Oh!何にもない ZENデザイン 流石Japaneseプロダクト ワンダホーって言わせるべきだったんじゃないでしょうかね。

リーフZE1のナビなんか何年前よ!てぐらいしょぼいです。

インテリジェントモビリティーを謳う割に、ETC2.0に対応じゃなかったり。

ZE0からのキャリーオーバーなんでしょうけどテスラと比べると2段ぐらい落ちます。

で、テスラですけど、搭載されているナビとか。

Googleマップなのは大変うれしくベリーGoodなんですけど、通信方式が3Gだし、プロセッサーも遅いのか色々もたもたします。

使いやすいレベルではないです。

インターネットも遅すぎるのでスマホで調べた方が早いです。

これはもっと新しい世代のテスラでは解消されているという話しでした。

 

僕のEV観を変えたスーパーチャージャー

今回の一番の収穫が、このスーパーチャージャーです。

ChaDeMo充電器での体験しかなかった自分にとっては衝撃的でした。

2年前乗った時は無かったスーパーチャージャー施設が、いつの間にか名城公園の所にできてました。

愛知県ではここだけみたいですけど。

ChaDeMoの充電能力は、30kW とか 50kW あたりが主流なのに対してテスラのスーパーチャージャーはすべて 120kW以上。

最新バージョンだと 250kWのものもあるらしい。

blog.evsmart.net

そんな充電器が、ChaDeMoみたいにケチ臭く1台、2台じゃなくて、喧嘩にならないように複数台設置してある!

 充電中も他のテスラが続々入庫してくる。

Tesla ModelS

 

充電のお作法

リーフだと、まずは電源OFFにして充電口をボタン押して開けて、プラグインしてChaDeMoをカード認証して充電スタートなんですけど、テスラはスマート。

Pにシフトして停車。

充電ポートの蓋に触れるとパカッと開く。そしてプラグイン。おわり。

その状態でラジオとかも聴けるしインターネットもできる。

基本挿して終わり↓

Tesla Model S

 

大容量バッテリーが生きる

ChaDeMoの体験しかなかったので、リーフe+みたいな大容量バッテリーっているの??て思ってました。

だって、コップの容量が大きくても注がれる水の量が決まっていればコップの大きさは無駄だから。

それは現行普及しているChaDeMoの充電器の充電能力においての話でした。

テスラのスーパーチャージャーの充電能力をもってすれば、10分、15分の充電で200km走行分とか充電できてしまうし、ChaDeMoと同じように30分充電すると、日本通常の国内ドライブであれば余裕で無給電で目的地に着いちゃうくらい蓄電できる訳です。

 

バッテリーコンディションや他の充電器の込み具合により充電能力に差が出る。

(今回のモデルSはかなり酷使されている機体なのか 50kW程度の充電しか出来ませんでした。)

テスラオーナーさんのモデルXの場合、このスーパーチャージャーで100kW越えで入ってゆき、数秒で1%回復ぐらいのペースでジャンジャン充電されるらしい。

Tesla ModelS

Tesla ModelS

 いやー、ビックリしました。

このスーパーチャージャー施設がジャンジャンできちゃうと、日本勢のEVは現状のままだと息できなくなるんじゃないですかね。

ChaDeMoは設置個所の数では勝ってますけど、大抵1台か2台ですし、30分充電しても100kmも走れずまた次の充電場所探すような状況ですからね。

先約がいてイライラすることも少なくないです。

このP85Dの 85kW/h のバッテリーなら名古屋東京は無給電で行けるらしいです。

快適性が全く違う。

EVの場合車単体での評価以上に、こうしたシステム全体での評価が大事になりますね。

来年からトヨタもホンダもマツダもEV出すわけですから、ChaDeMoもテスラに負けない充電施設を作って欲しいです。

トヨタさんの力に期待。

 

テスラモデルS写真

Tesla Model S

Tesla Model S

Tesla ModelS

Tesla ModelS

Tesla ModelS

Tesla ModelS

Tesla Model S

Tesla Model S

Tesla Model S

Tesla Model S

Tesla Model S

偶然にも同じ公園の駐車場にモデル3

めっちゃ売れてますなぁ~ デザインもめちゃカッコいい。

Tesla Model3

Tesla Model3

Theta S でテスラモデルSの内装撮ってみました。

 

Tesla model S #Tesla #modelS - Spherical Image - RICOH THETA

まとめ

今回乗ったのは古株のモデルSですが、現在テスラがどれぐらいのものなのかを伺い知ることが出来ました。

テスラはEVの分野でトップランナーである事は間違いないです。

※中国勢の実力は未知数です。

 

リーフも頑張ってるんですけど、同格のモデル3と比べてみても、現状恐らく勝てているのは電費ぐらいのもので、あとは殆ど負けていると思います。

更に進化の余地あるテスラ

テスラはエアドロップアップデートでどんどんソフトウェが書き換わってゆくので、更に進化をしてゆくと思われます。

対してリーフはそういうものはないです。いや、エアドロップでなくてもいいんです。

これだけディーラーチェーンがあるんですから、持ち込みで書き換えでも。

日本勢にはこの、ソフトウェア―で進化するという考えを是非取り入れて欲しいですね。

価格について

プロパイロットが載っているGグレードやXグレードのリーフを新車購入すると400万円オーバーです。

テスラが持っているバッテリー温度管理技術によるバッテリーライフの事や、その他の技術を考えると、新車に関しては正直モデル3を買った方がコスパいいんじゃないかなと思います。

ただしこれは新車の話。

我が家みたいに、中古でリーフを買う場合は、一番上位のGグレードも250万円程度で極上車が購入できます。

中古車に限ればリーフのコスパはめちゃんこ高いと思います。

日本勢に勝ち目はあるのか?

先ほど、テスラはあらゆる点でリーフに勝っていると書きました。

そうではあるんですけど、レベルが違うという勝ち方では無いです。

乗る前のイメージではもっとレベル違うのかと思いましたが、同じレベル内でテスラの方が勝っているという印象です。

パワーパフォーマンスも、実際に実用する場合は本質の所ではないですし、オートパイロットもプロパイロットも、まだまだ自動運転を名乗るには程遠い出来です。

ChaDeMo充電器も90kWのものが登場しだしたりしているので、これからの立ち回り次第では日本勢EVもテスラにまだ追いつけるし追い越せる余地はあると思っています。

今度参入してくるトヨタがやっぱりキーになるんじゃないですかね。

国ぐるみでEV推してゆく流れになったら高速道路SAに10台ぐらい充電器並ぶようになったり、各自動車ディーラーに複数台充電器設置されたりすればEVはもっと選ばれるようになると思います。

あとはブランディングですね。

テスラはやっぱりうまいです。わー!未来の車だ!と思わせる演出は本当に凄いなぁと思います。

本質ではないのかも知れないですけど、選ばれるっていうのはそういうところだと思うのでこれから出てくるEVは是非意識して作って欲しいですね。

リーフも、テスラ程過激じゃなくても複数種類の乗り味の味付けがあってもいいと思いますよ。

モーターっていうのはエンジンと違ってパラメーター変えるだけでこんなに乗り味変わるんだぜっていう演出はあってもいいんじゃないですかね。

そういう感情とか感覚の部分ですよね。

リーフはそこが良くも悪くも日本車って感じなんですよね。

素性は悪くないのに。

色んな部分が観れて自分のEV観が更新されてとても良い体験でした。

テスラオーナーさんありがとう御座いました。