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MERRELL トレイルグローブ7を登山で使ってみた|ワラーチ・中華ベアフットからの乗り換えレビュー

MERRELL トレイルグローブ7

ベアフットシューズにハマってから、山での足元選びがすっかり変わりました。

きっかけはXero Shoesのジェネシス。いわゆるワラーチで山を歩くようになって、「地面を素足で感じながら歩く」あの気持ちよさを知ってしまったんです。厚いソールに守られていない分、足裏が路面をちゃんと読む。着地が自然になる。何より、長時間歩いても疲れ方が明らかに違う。

ただ、ワラーチには限界もありました。今回はその限界をどう埋めたか、そして最終的に行き着いたMERRELL トレイルグローブ7の話です。

ワラーチ登山の限界と、中華ベアフットという中継地点

 

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ワラーチが最高なのは間違いないのですが、山では「ここは向いてないな」という場面が確実にあります。

ひとつは切り傷。枝や鋭い石で足の甲や指をやってしまうことが、どうしてもある。血が出るほどではなくても、擦り傷レベルならちょいちょいあります。

もうひとつは高地の寒さ。標高が上がると、素足に近い状態はシンプルに冷えます。夏場でも稜線に出れば風が刺さる。

そこで導入したのが、SAGUAROという中国製のベアフットシューズでした。

SAGUAROの履き心地は、正直に言って100点に近い。ソールが薄く、路面の情報が驚くほどダイレクトに伝わってくる。ワラーチのフィーリングをほぼ損なわずに、足全体を覆ってくれる。価格も安い。

でも欠点が2つありました。

  • 耐久性がない — 一度の使用でアッパーが半壊。つま先が剥離しました
  • デザインがダサい — これは好みの問題ですが、街で履くには厳しい

一回の山行でつま先が剥がれるのは、さすがに実用に耐えない。というわけで、次を探すことになりました。

なぜトレイルグローブ7を選んだのか

セールになっているのを見つけて、これだと思いました。決め手は4つ。

買いやすい価格。 セール時なら1万円台前半で手が届きます。ベアフットシューズとしては十分納得できるライン。

MERRELLというブランド。 本格的な登山靴を作り続けてきたメーカーが本気で作ったベアフットシューズ、という安心感。中華ブランドで痛い目を見た直後だったので、この信頼感は大きかった。

デザインが良い。 SAGUAROの不満点がそのまま解消されます。山でも街でも履ける見た目。

Vibramソール。 説明不要のグリップ性能……のはずでした(後述)。

履き心地:信頼感は上がった、でも失ったものもある

実際に山で使ってみた率直な感想です。

ソールに厚みがあり、信頼感は明確に上がりました。 SAGUAROと比べると、明らかに一枚多く挟まっている感覚。石を踏んでも「うっ」とならない。長い下りでも足裏へのダメージが少ない。

ただ、その裏返しとして路面の情報量が減ってしまったのは正直残念です。ベアフットシューズを選ぶ理由の核心が「地面を読む感覚」だとすると、そこは少し薄まっている。SAGUAROやワラーチの解像度を知っているだけに、ここは物足りなさを感じました。

とはいえ、ベアフットシューズ最大の恩恵である「疲れにくさ」はちゃんとあります。 ゼロドロップで自然な着地ができるので、一日歩いた後の脚の残り方が普通の登山靴とは違う。ここが担保されているなら、多少の情報量低下は許容範囲かなと。

耐久性:期待通り、いや期待以上

これは文句なしです。

SAGUAROが一回の使用でつま先剥離したのに対して、トレイルグローブ7は今のところ全くヘタる気配がありません。縫製もアッパーの素材も、明らかに造りが違う。

「MERRELLというメーカーを選んだ意味があった」と一番感じるのがこの部分でした。ベアフットシューズは構造上どうしても華奢になりがちですが、ちゃんと山で使い倒せる耐久性があります。

最大の欠点:Vibramソールが案外グリップしない

Vibramソール

正直に書きます。ここが一番の不満点です。

Vibramソールと聞いて期待値を上げていたのですが、ぬかるみと濡れた岩場でかなり滑ります。 実際に転倒しました。

おそらくラバーのコンパウンドというより、ブロックパターンの問題なんじゃないかと。溝が浅めで、泥がすぐ詰まる。トレイルランニングシューズのような深いラグと比べると、悪路での食いつきは明らかに弱い。

乾いた岩や締まった土の上では問題ないので、コンディションを選ぶソールだと理解しておくのが正解だと思います。雨後の山に行くなら、これ一足で挑むのはおすすめしません。

サイズ感:26.5cm 2Eでジャストでした

サイズ選びで迷う人が多いモデルだと思うので、参考までに。

26.5cm 2Eを購入して、ジャストサイズでした。遊びが少なすぎることもなく、多すぎることもない。指先も窮屈さは感じません。

ワークマンとかだと26.5cmぴったりな人。NB、adidas、Puma は27cmが丁度な人です。

ベアフットシューズは「狭い」「小さい」という評判が立ちがちですが、トレイルグローブ7に関しては特別に狭い作りではないというのが私の印象です。普段のスニーカーと同じサイズで概ね問題ないと思います。

まとめ:お値打ち・歩きやすい・かっこいい

改めて整理します。

良いところ

  • セール価格なら圧倒的にお値打ち
  • ベアフット由来の疲れにくさがしっかりある
  • 耐久性が高い(中華ベアフットとは別次元)
  • デザインが良く、街でも履ける
  • サイズ感はクセがなく選びやすい

気になるところ

  • ソールが厚めで、路面の情報量はワラーチ・SAGUAROに劣る
  • Vibramソールのグリップが期待ほどではない(濡れた路面で滑る)
  • 防水性はなし

 

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防水性がないのは事実ですが、これは防水ソックスと組み合わせることで十分カバーできます。 むしろこの組み合わせがベリーグッド。シューズ自体の軽さと通気性を保ったまま、濡れ対策ができる。

ワラーチから一歩進んで、山で使える現実的なベアフットシューズを探している人には、かなり良い選択肢だと思います。濡れた路面での挙動さえ頭に入れておけば、コスパ・耐久性・見た目のバランスは相当優秀です。

私はしばらくこれで山を歩いてみます。

富士山に登って確信した「これは絶対に持っていくべき」装備リスト

富士山 富士宮口

先日、富士山に登ってきました。

20年ぶりの富士山。前回は須走ルートで、山頂に着いた頃には動けなくなるほどヘトヘト。今回はお鉢めぐりをする体力を残して行動できました。景色は本当に綺麗で、心から楽しい山行でした。

ただ、その道中で「装備の大切さ」を思い知る出来事がありました。今日はその話も含めて、富士山に持っていくべき装備を書きます。

特にヘルメットについて。ここだけは強く言わせてください。


1. ヘルメット ── これだけは絶対に

9.5合目付近で見た光景

山頂手前、9.5合目から上のあたりでのことです。

下山してくる方が足を滑らせて転倒しました。頭を強打して、そのまま動かなくなってしまった。周囲にいた登山者が集まって救助活動が始まり、僕も山小屋のスタッフの方に救助要請をするよう声をかけました。

一瞬の出来事でした。特別に危険な場所でもなければ、その方が無謀な歩き方をしていたわけでもない。ただ、滑っただけです。

転倒は「いつでも」「誰にでも」起こる

これが今回いちばん伝えたいことです。

転倒に「ここは大丈夫」という場所はありません。疲労が溜まった下山時、浮き石を踏んだ瞬間、すれ違いでバランスを崩したとき ── どんなに経験を積んでいても起こるときは起こります。

そして頭は、守られていなければ一撃で終わる部位です。

僕はこの一件以来というより、もともとどんな低山でもヘルメットを被るようにしています。今回のことで、その判断は間違っていなかったと改めて思いました。

そして、救護に参加した人の山行も妨げられます。自分一人で閉じないトラブルなので、装備で防げるなら備えたほうが絶対いいです。

富士山は特に転びやすい山

富士山は転倒リスクが高い山です。理由は2つ。

  • 滑りやすい砂地・火山礫が非常に多い。特に下山道は砂走り状の区間が続き、足を取られやすい
  • ゴツゴツと尖った岩場が随所にある。転んだ先が土ではなく岩、という場面が多い

実際、登っている最中に転倒している人を何度も見かけました。「たまたま見た」レベルではなく、「よく見た」という頻度です。

さらに富士山特有の事情として、登山者の密度が高い。人が多いということは、落石が誘発される可能性も、接触や渋滞でバランスを崩す機会も増えるということです。

愛用しているのは Petzl

僕が使っているのは Petzl のヘルメット。

決して安くはありません。でも、

  • コンパクトで、ザックの外付けでも邪魔になりにくい
  • 軽い割に強度がしっかりしていて、被っていて安心感がある
  • 被り心地が良く、長時間でもストレスが少ない

「重い・蒸れる・かさばる」から敬遠されがちなヘルメットですが、良いものを選べばそのデメリットはかなり小さくなります。被らない理由がなくなる、というのが一番の価値かもしれません。

ヘルメットは、使わずに済めばそれが一番いい装備です。でも必要になった一度で、その後の人生が変わります。

2. 登山靴 ── 富士山では「硬い靴」が正解だった

 

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ヘルメットの次に強調したいのが靴です。

ベアフットシューズか、登山靴か

実は今回、直前まで悩みました。ベアフットシューズで行くか、登山靴で行くか。Gemini にも相談した末、登山靴を選択。

結果、富士山には登山靴が最適でした。

理由はこうです。

  • 鋭利な岩場が多く、ソールの薄い靴だと靴自体がボロボロになる可能性が高い
  • 足裏への刺激が延々と続くため、ベアフットやトレランシューズだと足裏を痛めていたと思う
  • 砂地が多いので、ハイカットの方が靴の中に砂利が入りにくい。これは快適性に直結します

そしてゲイターがあればさらに最高。砂の侵入をほぼ防げるので、余裕があればぜひ。

SCARPA リベレ HD が素晴らしかった

履いていったのは、もともと雪山用に買った SCARPA リベレ HD。

剛性が高く、岩場でも足裏が全くヘタらない。それでいてキャラバンより軽い。夏の富士山にはオーバースペックかと思いきや、あの岩と砂の組み合わせには見事にハマりました。

決して安い靴ではありませんが、予算が許すならこの価格帯の靴をおすすめします。足のトラブルは山行そのものを台無しにしますし、いい靴はメルカリでのリセールも良いので、実質負担は思ったほど大きくありません。

3. 日除け対策 ── 標高3,000m超の日差しを舐めないで

これは今回、身をもって学びました。

ストールの隙間が焼けました。

標高が上がるほど紫外線は強くなり、遮るものもありません。日差しの強さは平地の比ではないです。

  • 強力な日焼け止め(SPF/PA が高いもの、こまめに塗り直す)
  • ストール、またはアームカバー
  • 帽子 ── ただしヘルメットとの併用を考えるなら、ヘルメットの下に被れる薄手のキャップやバンダナが便利

「隙間」を作らないのがコツです。首の後ろ、耳、手の甲は忘れがち。

4. 防寒着とセパレートタイプの雨具 ── 天候が崩れた瞬間に効く

今回、僕は終始Tシャツで登りました。

ただしこれは「晴天かつ、体を動かし続けていたから」成立した話です。実際、風はかなり強かった。行動中は丁度良い体感でしたが、休憩で止まった瞬間や、天候が崩れたときには全く話が変わります。

  • 防寒着(フリース、化繊インサレーションなど)
  • セパレートタイプの雨具(上下分かれているもの。ポンチョは強風の富士山では機能しません)

この2つは絶対に必要です。使わずに終わるかもしれない。でも使う事態になったとき、これがないと本当に危険です。富士山の悪天候は、低体温症に直結します。


5. 水 ── 2Lでは足りなかった、でも考え方次第

僕は水を2L持って登りました。結果、下りの後半で尽きて、最後は喉が渇いた状態で下山することに。

ただ、これには考え方が2通りあります。

A. しっかり持っていく 安心ではありますが、水1Lで1kg。重量はダイレクトに足に来ます。

B. 山小屋で買う前提で軽量化する 富士山は山小屋が非常に多いので、これが成立します。500mlで500円くらいが相場。

僕は今なら B 寄りの選択をします。ただし条件があって、小銭を多めに用意しておくこと。山小屋では現金が基本ですし、大きなお札だとお釣りで手間をかけることになります。


6. トレッキングポール ── 疲労感が全然違う

 

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これは「あった方が絶対に楽」なやつです。

特に下り。富士山の下山道は延々と続く砂と礫の斜面で、ここでポールがあるかないかで膝と太ももへのダメージが全く違います。転倒防止という意味でも効果的です。

僕が使っているのは MASTERS RANGER。DABADA よりちょっとだけ高価ですが(それでもお値打ち)、剛性感が明らかに高く、体重を預けたときの安心感が違います。ポールは「たわむ」と一気に信頼できなくなる道具なので、ここもお金をかける価値があると思っています。

行程の話 ── 日帰りは正直ハードです

参考までに、今回の行程を。

  • 車中泊 → 4時起床
  • 6時登山開始
  • 16時下山完了

丸10時間の行動です。お鉢めぐりを含んでいるとはいえ、それなりに時間がかかりました。

20年前の須走ルートでは山頂で動けなくなるほど消耗しましたが、今回はお鉢めぐりをする余力を残して行動できました。それでも下山する頃には、もう足が出ないくらいヘトヘトでしたが。

時間的余裕があるなら、山小屋泊にした方が確実に楽です。 日帰りは体力的にかなりハードだと思ってください。高度順応の意味でも、小屋泊には大きなメリットがあります。

まとめ ── 富士山必携装備リスト

装備 優先度 ひとこと
ヘルメット ★★★ これだけは絶対。転倒は誰にでも起こる
登山靴(ハイカット) ★★★ 岩と砂の富士山には硬い靴が最適解
防寒着 ★★★ 天候が崩れた瞬間に生死を分ける
セパレート雨具 ★★★ ポンチョは不可。上下分かれたものを
日焼け止め・アームカバー ★★☆ 隙間を作らない。標高3,000mの紫外線を舐めない
水(2L or 小屋で購入) ★★☆ 買う前提なら小銭を多めに
トレッキングポール ★★☆ 下りの膝が全く違う
ゲイター ★☆☆ あれば快適。砂の侵入をほぼ防げる

富士山は、日本一の山であると同時に、日本一「軽装で登られてしまう山」でもあると思います。観光地の延長のような雰囲気があって、装備の重要性が見えにくい。

でも実際に登ってみると、滑りやすい砂地、鋭い岩、強い風、容赦ない日差し ── 立派な高山です。

そして9.5合目で見たあの光景。あれが自分だったかもしれないし、あなたかもしれない。

ヘルメットを被ってください。

僕が今回のブログで伝えたいことは、突き詰めればそれだけです。

景色は本当に綺麗でした。安全に登って、無事に帰って、同じ景色を楽しんでもらえたら嬉しいです。

【レビュー】THE NORTH FACE マウンテンジャケット(NP61800)を中古で賢くゲット!サイズ感や防寒性を徹底検証

THE NORTH FACE マウンテンジャケット NP61800


www.youtube.comGOR-TEX

こんにちは。

今回は、以前「ナイポリ」さんの動画を見て購入し、その良さに感動したTHE NORTH FACEザ・ノース・フェイス)のアイテムについてのお話です。

前回購入した「クライムライトジャケット」が非常に良かったので、今年の冬はタウンユースの主力として、ノースフェイスの看板商品である「マウンテンジャケット(NP61800)」を購入してみました!

実際に着てみて分かったサイズ感、防寒性、そして意外なメリット・デメリットなどを詳しくレビューしていきます。

 

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1. 購入価格とコンディション

今回は新品ではなく、セカンドストリート(セカスト)の通販を利用しました。

  • 購入価格: 約32,000円

  • コンディション: ピカピカの美品(ピカ中古)

  • カラー: レッド

メルカリなどでボロボロの状態でも2万円前後はする人気モデルなので、ほぼ新品のような状態を3万円ちょっとで買えたのはかなりお得でした。「実質12,000円程度の出費で、何年も使えるド定番品を手に入れた」と考えると、非常に良い買い物ができたと思います。

2. サイズ感:175cm/75kgでXLを選択

サイズ選びについては少し迷いましたが、今回はXLサイズを選びました。

  • 筆者の体型: 身長175cm / 体重75kg

  • クライムライトジャケット: Lサイズ(ピタピタのジャストサイズ)

  • マウンテンジャケット: XLサイズ(今回の購入品)

今回はタウンユースメインで、少しオーバーシルエット気味に着たかったので、XLで正解でした。中に着込む余裕もあり、狙い通りのサイズ感です。

3. 防寒性とレイヤリング(重ね着)検証

このジャケット自体は厚手のナイロンシェル(GORE-TEX)であり、中綿は入っていません。そのため、これ単体での防寒性はほとんどありません。

実際にいくつかのパターンで試してみました。

  • 【× 寒い】Tシャツ + マウンテンジャケット

    • さすがにこれは真冬には無理でした。シェルが冷えて寒いです。

  • 【△ 初冬】Tシャツ + ユニクロ ウルトラライトダウン + ジャケット

    • 冬の入り口くらいならこれで丁度よいです。

  • 【◎ 真冬】スウェットパーカー + ウルトラライトダウン + ジャケット

    • 最も寒い時期はこれで完璧。十分に暖かいです。

    • ウエストにある「スノーカフ(ストラップ)」を締めると風を完全に遮断できるので、保温性が高まります。

裏技?ジップインジップシステム

インナージップ。ユニクロのフリースがとりつく?!

このジャケットにはインナー連結用のファスナーがついています。純正のフリースを連結できる仕様ですが、ファスナーの規格さえ合えばユニクロのフリースなども取り付け可能という噂があります。

これが実現すれば、防風性と防寒性を両立した「最強ジャケット」になりそうです。近々フリースを買い足して試してみたいと思います。

4. 機能性とフィールドテスト

スキーでも使ってみました

タウンユースだけでなく、アクティブなシーンでも使ってみました。

  • 登山(金勝山):

    • さすがGORE-TEX。汗をしっかり逃がしてくれます。

    • ベンチレーション用のファスナーもあり、体温調節は容易です。

  • スキーウェアとして:

    • バッチリ使えます。汗蒸れもなく、風もしっかり防いでくれました。

    • 厚手のナイロン生地は切り裂き強度も強く、安心感があります。

  • ツーリング:

    • バイカーの方にも人気なのが頷けます。防風性が高いのでバイク移動にも最適でしょう。

5. 気になった点(デメリット)

完璧に見えるマウンテンジャケットですが、実際に使ってみて感じた「ここがちょっと…」という点も正直に書きます。

  1. ポケットの位置が高い

    • 本来は登山用で、バックパックのハーネスに干渉しないように設計されているため、ポケットの位置が高めです。

    • 街着として「ポケットに手を入れて歩く」スタイルはかなり取りにくいです。

  2. 携帯性には欠ける

    • 生地が分厚くて頑丈な分、折りたたんでも嵩張ります。

    • 低山ハイキングなどで「暑くなったら脱いでリュックにしまう」という使い方なら、薄手のクライムライトジャケットの方が使い勝手が良いです。低山には少しオーバースペックかもしれません。

  3. 「観光客」に間違われる(笑)

    • これは私が買った色が「真っ赤」なのが原因だと思いますが、観光地に行くとよくアジア系の旅行客だと思われて、英語で話しかけられます。

まとめ:オーバースペックを楽しむ「男のロマン

シルエットがかっこいい!

低山や街着としては明らかにオーバースペックです。でも、その「無駄に高機能」なところがいいんですよね。例えるなら、街中でスポーツカーに乗るようなかっこよさがあります。

  • デザイン: THE NORTH FACEといえばこれ、という定番デザイン。

  • 汎用性: タウンユース、スキー、登山、キャンプ、ツーリングとマルチに活躍。

一着持っておけば冬のあらゆるシーンに対応できる、間違いのないアイテムです。今年の冬はこれをガシガシ着倒そうと思います!

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【参考】今回紹介したアイテム

(NP61800)

※人気商品のため、中古市場でも状態の良いものは狙い目です。

 

【レビュー】ワークマンから念願のゴアテックスへ。ノースフェイス「クライムライトジャケット」が最高すぎた理由

クライムライトジャケット

こんにちは、リチャードです。

登山を趣味にしていると、必ずぶち当たるのが「レインウェアにお金をかけるべきか」という問題。

これまでは「ワークマンでも十分戦える!」と自分に言い聞かせて愛用してきましたが、去年ついに憧れのTHE NORTH FACE「クライムライトジャケット」を手に入れました。

実際に過酷な山行で使い込んでみて分かった、圧倒的なスペックの差をブログにまとめたいと思います。

1. ワークマン「INAREM(イナレム)」で感じた限界

INAREMレインウェア

これまでお世話になっていたワークマンのレインウェア。スペック上の透湿性は高いはずなのですが、雨の木曽駒ヶ岳で使った際、どうしても「結構蒸れるな…」という実感が拭えませんでした。


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その謎を解いてくれたのが、服飾解説YouTuberのナイロン・ポリエステルさんの動画でした。

  • ワークマン: 湿気を吸って生地全体に拡散させて蒸れを防ぐ仕組み。

  • GORE-TEX 湿気(水蒸気)だけを外に逃がす仕組み。

さらに、ワークマンは新品時の防水性は素晴らしいものの、10回ほど使うとシャツが濡れるほど防水性が落ちる印象があり、耐久性という面で「本格的な登山にはもう少し信頼できる一着が欲しい」と感じるようになりました。

2. セカパトで運命の出会い!

20%OFF セール!

2025年のお正月。ふらっと立ち寄ったセカンドストリートのセールで、奇跡が起きました。

なんと、新品級にきれいなクライムライトジャケットを発見!

定価ではなかなか手の出ない代物ですが、セールのおかげで13,000円ほどでゲットできました。これは本当にラッキーでした。

3. サイズ感と着用感

タイトめのシルエット

僕の体型(身長175cm / 体重72kg)で着用した感想です。

  • シルエット: 結構タイトな作りです。

  • 着丈: 若干短め。シャツをパンツインしていないと、裾からチラ見えしてしまいます。

登山用として設計されているので、ダボつかず動きやすいのが特徴。2022年以降のモデルは少しゆとりがあるようですが、僕のモデルはジャストサイズで、まさに「登山の勝負服」といったサイズ感です。


4. 仙丈ヶ岳の土砂降りで証明された実力

雨の仙丈ヶ岳

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実際、土砂降りの仙丈ヶ岳で使用しましたが、結果は「完璧」の一言。

  • 防水性: 中のシャツは一点の曇りもなくドライなまま。

  • 防風性: 風もしっかりシャットアウトしてくれるので、稜線でのウインドブレーカーとしても優秀。

  • 透湿性: これが一番驚きました。めちゃくちゃ汗をかいても不快な蒸れが一切ない。「GORE-TEX、伊達じゃないな」と肌で実感しました。

また、地味に感動したのが「フードの視界」です。ヘルメットの上からフードを被っても、横を向いた時に視界が遮られません。ワークマンでは横を向くたびにフードが邪魔になっていたので、この見切りの良さは安全面でも大きなメリットです。

5. デメリットと注意点

もちろん、すべてが完璧というわけではありません。

  • ポケットの位置: かなり高い位置にあります。これはリュックの腰ベルトに干渉しないための合理的設計ですが、街着として「ポケットに手を入れて歩く」のは難しいです。登山としては⭕️ですが、タウンユースだと戸惑います。

  • 街着でのサイズ選び: 今のオーバーサイズ気味のトレンドで着るなら、ワンサイズ上がおすすめ。ジャストサイズだとかなりスポーティーになります。

  • 防寒性はないです: このジャケット自体には防寒性はありません。雪山で使う時は中に着ないと寒いですね。

6. コスパをどう考えるか

ワークマンと比べれば、価格は約6倍。でも、僕は「むしろ安い買い物だ」と確信しています。

  1. 耐久性: ポリエステルではなくナイロン製なので加水分解に強く、岩場での擦れにも強い。

  2. リセールバリュー: 中古でもボロボロでも、1万円弱でメルカリで売れるという圧倒的なブランド力。

  3. 携帯性: 畳むと驚くほど小さくなり、ザックの隙間にスッと入ります。

まとめ:レインウェアにお金をかける意味

「レインウェアだけは良いものを買え」という先人たちの言葉の意味が、ようやく心から理解できました。この快適さと安心感を知ってしまうと、もう戻れません。

これから本格的に登山を始めたい方、あるいはウェアの買い替えを検討している方。クライムライトジャケットは、間違いなく「ベターな選択肢」の筆頭候補ですよ!

10kmの雨天ランニングでも蒸れない濡れないは流石!

【四十肩の原因判明!?】20年愛用の斜めがけカバンをリュックに変えたら、劇的に改善した話

これで四十肩改善?!

はじめに:長引く右肩の痛み、これってただの老化?

ここ1年ほど、右肩の痛みに悩まされ続けていました。「これが噂の四十肩か…」と半ば諦めモード。

腕を上げるのも辛く、日常生活のふとした動作で「ズキッ!」と走る痛みに耐える日々。

激痛のきっかけは「楽しい旅行」と「重いお土産」

転機(という名の悲劇)は、友人と旅行に行った時に訪れました。

旅行中、ついつい買い込んでしまったお土産の数々。それらを全て、愛用している斜めがけのメッセンジャーバッグに詰め込んで持ち歩いていたのです。

その結果、慢性的に痛かった右肩がついに悲鳴を上げ、耐え難い「激痛」へと変わってしまいました。

仮説:もしかして「カバン」が犯人では?

その激痛に耐えながら、ふと一つの仮説が頭をよぎりました。

「この四十肩、単なる加齢のせいだけじゃないのでは?」

「20年以上愛用し続けてきた、この斜めがけカバンが肩を壊したのでは?」

私は長年、マンハッタンポーテージのメッセンジャーバッグを愛用してきました。丈夫で使い勝手が良く、通勤の相棒として20年以上。

しかし、片方の肩に重心がかかり続ける構造が、知らず知らずのうちに私の右肩に限界以上の負担を強いていたのかもしれません。

検証:子供のお古のリュックに変えてみた

「カバンを変えれば、肩への負担が減るかもしれない」

そう思い立ち、通勤カバンを変えてみることにしました。

新しく選んだのは、子供が通学で使っていたクイックシルバー(Quiksilver)のリュック

両肩で重さを分散させるリュックタイプなら、右肩一点集中だった負担が解消されるはずです。

結果:2ヶ月で驚きの変化が!

リュック生活に変えてから、現在で約2ヶ月が経ちました。

結果はというと……

だんだんと、でも確実に、辛かった四十肩の症状が改善されていきました!

リュックに変えた直後から「あ、楽かも」という感覚はありましたが、2ヶ月経った今ではかなり良くなっています。

もちろん、まだ「完治」とまではいきません。無理に動かせば痛みはあります。

しかし、「動かさなければ痛みはほとんどない」 というレベルまで回復しました。あの常にズキズキしていた不快感から解放されただけでも、生活の質が劇的に向上しました。

まとめ:四十肩で「斜めがけ派」の人は、一度リュックを試す価値あり!

今回の件で、長年の生活習慣(カバンの持ち方)が体に与える影響の大きさを痛感しました。

もし、私と同じように長引く四十肩や肩の痛みに悩んでいる方がいて、普段**「斜めがけカバン」や「片掛けカバン」を愛用しているなら……。

一度、カバンをリュックに変えてみることを強くおすすめします!

高い治療費をかける前に、まずは毎日の荷物の持ち方を変えてみるだけで、意外なほど効果があるかもしれません。

私の肩も、完治目指してこのままリュック生活を続けていこうと思います。

【雪山ギアレビュー】スノーシューではなく「ワカン」を選んで正解だった話。マジックマウンテン トレースラインEVO

MAGIC MOUNTAIN トレースラインEVO (TJWN013)

こんにちは。

今回は、新しく導入した雪山ギア、マジックマウンテン(MAGIC MOUNTAIN)のワカン「トレースラインEVO (TJWN013)」の実戦レビューをお届けします。

実は昨年の冬、富士見台高原へ行った際、腰まで埋まる深い雪に阻まれて無念の撤退を経験しました。「もっと新雪を快適に歩けるギアがあれば……」と痛感し、最初はスノーシューの購入を検討していたんです。

しかし、AI(Gemini)に相談し、最終的に選んだのは「ワカン」でした。なぜスノーシューではなくワカンを選んだのか、そして実際の雪山(霊仙山)での使い心地はどうだったのか、詳しくレポートします!


なぜスノーシューではなく「ワカン」を選んだのか?

Gemini の素晴らしいアドバイス

冒頭でも触れましたが、最初は浮力の高いスノーシューを探していました。しかし、購入前にGeminiへ相談してみたところ、意外な答えが返ってきました。

私が今後登りたい山として「鈴鹿セブンマウンテン」や「阿智セブンサミット」を挙げると、Geminiからのアドバイスはこうでした。

「そのエリアの山域なら、スノーシューよりもむしろワカンの方が向いています」

理由は、日本の急峻な山岳地形や、狭い登山道での取り回しやすさにあるとのこと。半信半疑ではありましたが、「そういうことなら」とワカンの定番を教えてもらいました。

「フラット型」ではなく「ベント型」を

Geminiのお答え

さらに購入直前の段階で、「これでいいですか?」と候補を見せたところ、またもやGeminiから待ったがかかりました。

「それはフラット型なのでおすすめしません。『トレースライン』といって、フレームが反り上がっているベント型のものを買ってください

フレームがカーブしていることで、歩行時に雪に引っかかりにくく、スムーズに歩けるのだそうです。この具体的なアドバイスに従い、**マジックマウンテンの「トレースラインEVO TJWN013」**に決定しました。

ちょうどAmazonのセールと重なり、13,000円で購入できたのはラッキーでした!


実戦投入!霊仙山でのフィールドレビュー

雪深い霊仙山 この日はノートレース

さっそく、滋賀県の霊仙山(りょうぜんざん)で使用してきました。

1. 状況:膝まで埋まる新雪

当日はフッカフカ新雪。アイゼンなしのツボ足では、一歩踏み出すたびにズボズボと膝くらいまで沈んでしまうような状況でした。まさにワカンの出番です。

2. 装着感:意外と簡単?

表 リングストラップで締めるタイプ

裏側

 

事前のネットレビューでは「装着しにくい」という声もちらほら見かけていたので心配していましたが、実際は全く難しさを感じませんでした。

コツとしては、ストラップを一旦外してから締め直すこと。これでアイゼンを履いたままでも、問題なくスムーズに装着できました。

3. 歩行性能:アイゼンとの併用が最強

アイゼンと併用

実際に歩いてみると、浮力をしっかり得られて歩きやすい!

特筆すべきは、「アイゼン(12本爪など)を装着したままつけられる」という点です。

雪山では、新雪の深い場所があったかと思えば、風で雪が飛ばされて氷化(アイスバーン)している場所が現れるなど、路面状況がコロコロ変わります。

  • スノーシューの場合: アイゼンと履き替える手間が発生したり、急斜面で滑ったりすることがある。

  • ワカン(アイゼン併用)の場合: 履き替えなしでそのままガシガシ進める。

この「モードチェンジ不要」の快適さは、実際に歩いてみて初めて分かる大きなメリットでした。

4. 携帯性:軽いことは正義

素材はアルミ製。スノーシューのような重さや嵩張りがないため、ザックに取り付けて運ぶ際も負担が小さいです。樹林帯を抜けるまで出番がない時も多いので、この携帯性の良さは助かります。

気になった点

一度だけ、歩行中に外れてしまう場面がありました。ただ、これは私の締め方が甘かっただけかもしれません。しっかり締め込めばその後は問題なかったので、慣れれば大丈夫そうです。


まとめ:適材適所のギア選びが大切

特にこの稜線歩きは、このワカンがなかったら走破出来ませんでした!

結果として、霊仙山はワカンなしでは攻略できませんでした。

あの時、Geminiのアドバイスを聞かずにスノーシューを買っていたら、急斜面や細かいアップダウン、アイゼンが必要なミックス路面で苦労していたかもしれません。「鈴鹿や阿智の山にはワカン」という選択は間違いなく正解でした。

【今回の教訓】

  • マジックマウンテン トレースラインEVOは、浮力と機動力のバランスが良い名品。

  • アイゼンと併用できる「ワカン」は、日本の複雑な雪山地形で最強の武器になる。

  • 道具選びは「適材適所」。 登る山に合わせたギア選びが重要。

これからも失敗しない道具選びのために、AI(Gemini)を良き相談相手として活用していこうと思います(笑)。

雪山登山で「スノーシューかワカンか」迷っている方の参考になれば幸いです!


今回紹介したギア

MAGIC MOUNTAIN(マジックマウンテン) トレースラインEVO TJWN013


 

 

【レビュー】SCARPA リベレ HD|冬の低山・雪山入門に最適な一足を求めて

SCARPA リベレ HD

これまで3シーズンの登山靴(Caravan C1-02S)で雪山にも登っていましたが、やはり一日中雪の中にいると、どうしても靴の中が湿ってくる感覚がありました。

「そろそろ本格的な冬靴が欲しい!」と思い立ち、今シーズンの相棒としてSCARPA(スカルパ)のリベレ HDをお迎えしました。

選定の経緯から、実際に雪山で履いてみた感想、そして「通販で登山靴を買う」というハードルをどう乗り越えたかまで、詳しくレビューします。


1. 買い替えのきっかけと靴選びの条件

今までの悩み

Caravan C1-02S に軽アイゼンスタイル

これまではCaravan C1-02Sを使用していました。ゴアテックス搭載とはいえ、雪山での長時間行動では防水・透湿性に限界を感じていました。特に下山時に爪先が靴の中でスライドして当たり、痛い思いをすることが多かったのも悩みでした。

目指す山と条件

diary.richardh.work

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登りたい山は、阿智セブンサミット鈴鹿セブンマウンテンといった低山から、高くても恵那山(2,000m級)あたり。

この条件をAI(Gemini)に相談したところ、以下の候補が挙がりました。

Geminiのアドバイスは、「2,000m以下の山域なら行動量が多いので、保温材入りの重厚な冬靴よりも、軽快に歩ける靴の方が良い」というもの。確かに、低山では雪のないドライな道を歩くことも多いので、軽さは重要です。

2. 意外な事実!足型診断と「シンデレラフィット」

Gemini にサイズ相談

意外な結論

一番の懸念はサイズ感でした。「海外メーカー(スカルパやスポルティバ)は幅が狭くて、日本人の足には合わないのでは?」と思っていたからです。

しかし、素足の実寸サイズを伝えて相談してみると、意外な答えが。

「あなたの足は細めです。SCARPAかSPORTIVAはシンデレラフィットします。逆に幅広のモンベルは合いません」

これには驚きました。Caravanで爪先が痛くなっていたのは、靴の幅が広すぎて足が固定されず、前滑りしていたからだったのかもしれません。

最終的に、入手しやすさと価格バランスを考慮してSCARPA リベレ HDに決定。楽天スーパーセールを駆使して、実質43,000円ほどでゲットできました!

3. 実践レビュー:蛇峠山・藤原岳・霊仙山

ジャストフィット!ビジュもいい

憧れのビブラムソール

家で履いてみた第一印象は「きつすぎず、広すぎず、かかとのホールド感が抜群」。

そして何より、ソールがガッチガチです。手で曲げようとしても全く曲がらない剛性は、さすがビブラムソールといったところ。

実際に3つの山(雪道、ドライ&雪ミックス、渡渉あり)でテストしてきました。

① 歩き心地と疲労

新品なので多少の靴擦れはありましたが、Caravanの時のような「爪先が当たる痛み」は皆無でした。

ソールが硬いと疲れるかと思っていましたが、逆です。足の力がダイレクトに地面に伝わるので、無駄な力を使わず、結果的に疲れにくいと感じました。

ただ、歩き方が変わったせいか、土踏まずあたりの筋肉には少し負荷がかかっている感覚がありました。これは慣れかもしれません。

② グリップ力とアイゼン相性

KAJITAX mont-bell の12本爪 セミワンタッチアイゼンとの相性もバッチリ!

岩場でのグリップ力は非常に高く、安心感があります。

また、12本爪アイゼンとの相性もバッチリ。ソールの剛性が高いので、アイゼンを装着しても一体感があり、雪面を蹴り込む動作もスムーズでした。

③ 防水性能(ここが重要!)

買い替えの最大の理由だった「浸水」問題ですが、結果はサラッサラ。

霊仙山では渡渉ポイントがあり、じゃぶじゃぶと足を水につけましたが、全く浸水しませんでした。靴を脱いだ後も中が湿っておらず、快適そのものです。

④軽さ

特筆すべき点は軽さです。スペックでみると695gと軽くはないですが、本格の冬特化の靴と比べたら軽いです。履いた感じも重さを感じにくいです。

⑤ お手入れ

お手入れも簡単で、ブラシで水洗いするだけで汚れがきれいに落ちました。メンテナンスが楽なのも長く使う上で嬉しいポイントです。

4. まとめ:思い込みを捨ててよかった

今回、SCARPA リベレ HDに買い替えて本当によかったです。

  • ヨーロッパメーカーの靴の方が自分の足(細身)に合っていたという新発見。

  • AIにサイズ相談をすることで、通販でもジャストサイズの靴が買えたという成功体験。

これまでは「登山靴は店で履かないと怖い」と思っていましたが、自分の足のサイズを正確に把握し、特性を理解すれば、通販でも失敗しないことが分かりました。

2,000m級以下の雪山や、残雪期、岩稜帯のある夏山登山を考えている方には、リベレ HDは非常にバランスの良い選択肢だと思います。これからの雪山シーズン、この相棒と楽しみたいと思います!


今回紹介したギア

  • SCARPA リベレ HD

    • 特徴:軽量、高剛性、セミワンタッチアイゼン対応

    • おすすめシーン:残雪期、冬の低山、夏の岩稜帯

 

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子どもの足を育てる!低コストでできる「DIYワラーチ」の作り方

近年、裸足感覚で歩ける「ワラーチ」が注目を集めています。実は、既製品を買わなくても、100円ショップの材料などで手軽にDIYできるんです。今回は、子どもの成長を応援する、とっておきのワラーチDIY術をご紹介します。

DIYワラーチ、はじめました

子どものために、DIYでワラーチを作ってみました。最初に取り組んだのは、手軽さを追求した「ワラーチ1号」です。

ワラーチ1号:ダイソーのビーチサンダルで作るワラーチ


材料

  • ビーチサンダル(200円)

  • テント用ロープ

  • 靴紐エンド

  • UVレジン


材料は全部ダイソーで買いました!

ストラップをニッパーで切って外す。スポンジだけにする。

テントロープを通して完成

摩耗しそうな箇所はUVレジンで固めました

鼻緒の結び目もUVレジンで固めました

親子ワラーチ登山!悪路もこれで走破しました。


作り方はとってもシンプル。まず、ビーチサンダルの鼻緒とストラップをハサミでカットして取り外します。そして、もともと鼻緒が通っていた穴に、テント用ロープを通すだけ。ロープの先端や、擦れて摩耗しそうな部分はUVレジンで固めると、耐久性がアップします。

完成したワラーチ1号を履いて、子どもと一緒に猿投山を12kmほど登山してみました。すると、なんと無事に完走!軽くて快適な履き心地で、子どもも楽しんでくれたようです。

もう1回履いたら千切れると思うスポンジソール

しかし、やはり耐久性は課題でした。たった1回の登山で、ソールに使ったスポンジがちぎれそうになってしまいました。また、厚みのあるビーチサンダルでは、ワラーチ本来の「ダイレクトな裸足感」を十分に感じられなかったのも残念な点でした。

ワラーチ2号:Amazonの靴底で耐久性アップ!

ワラーチ1号の反省点を踏まえ、次に挑戦したのは、耐久性を格段に上げた「ワラーチ2号」です。


材料

  • 靴底材(Amazonで1,000円以下で購入可能)

  • テント用ロープ(ダイソー


今回は、Amazonで手に入るリペア用の靴底材を使用しました。厚さ4mmで、ワラーチにぴったりの素材です。

ジャイアント馬場の足にも対応できる大きさなので自分のサイズにカットする

カット後

紐を通して完成です!

履くとこんな感じ

www.youtube.com

結び方は↑こちらを参考にしました。ライターで紐の先をちょっと溶かして固めてやるとやりやすいですよ。



作り方もシンプルです。子どもの足のサイズに合わせて靴底材をカットし、ドリルでロープを通す穴を開けます。その後、こちらのサイトなどを参考にしながら、紐を通して完成!

完成したワラーチ2号を履いて公園を散歩すると、子どもも「これ、気持ちいいかも!」と気に入ってくれました。

親子でワラーチ楽しい!

DIYワラーチのメリット

1. 低コストで作成できる

市販のワラーチは高価なものが多く、成長が早い子ども用として購入するのはためらってしまいます。しかし、DIYなら低コストで作れるため、サイズアウトしても気軽に作り直せるのが大きなメリットです。

2. 足の成長をサポートする

ワラーチを履いて歩くことで、裸足と同じように足裏全体を使うことができます。これにより、土踏まずの形成を促したり、姿勢が良くなったりと、子どもの健全な発育に良い影響があると考えられています。筆者自身も扁平足でしたが、ワラーチを履くようになってから土踏まずが出てきました。

 

またワラーチは地面の情報がダイレクトに足から伝わります。靴よりも圧倒的に情報が多い。この刺激は脳刺激も期待でき、特に成長期の子どもの脳の発育や心の育成に良さそうです。


「歩く」という動作は、人間にとって身体全体に良い影響をもたらす大切な運動です。ぜひ、親子で一緒にDIYワラーチ作りに挑戦して、楽しみながら子どもの健康な体づくりをサポートしてみてはいかがでしょうか。

 

 

【ネタバレ】タコピーの原罪:AI、毒親、そしてアダルトチルドレン。なぜこの漫画は今、心に刺さるのか

タコピーの原罪 感想

『タコピーの原罪』

naresome.co.jp

yuzukaさんの紹介ブログをきっかけに、アニメ『タコピーの原罪』をAmazonプライムビデオで視聴しました。そのあまりの衝撃に、作品の深いテーマについて考察せずにはいられませんでした。

この作品の大きな特徴は、恐ろしく美しい映像とポップな音楽のミスマッチな演出です。キラキラとした映像と楽しげなBGMが流れる中、画面上では凄惨ないじめや、登場人物たちの心の闇が克明に描かれます。このギャップが、物語の残酷さをより一層引き立てていました。

タコピーの声はあの、E テレ いないないばあ のうーたんの声です。

映像の美しさは、去年観て感動した ルックバックを彷彿しました。

そして、この作品は、日本を代表する国民的アニメ『ドラえもん』のオマージュが随所に散りばめられています。空き地の土管、タコピーが取り出す「ハッピー道具」、そしてタイムリープの演出は、明らかに『ドラえもん』を意識したものです。しかし、この作品は「ドラえもん」とは決定的に違います。タコピーの道具は、決して問題を解決してくれません。むしろ、事態を悪化させるばかりでした。

では、なぜタコピーという存在は、人々を救えなかったのでしょうか?

タコピーは「生成AI」のメタファーだった?

物語の主人公であるタコピーの存在は、連載当時に出始めた生成AIと驚くほど多くの共通点を持っています。

タコピーは、しずかちゃんを「笑顔」にするという使命を、ただひたすらに実行しようとします。これは、人間が与えたプロンプトに応えようとするAIの姿そのものです。しかし、彼は人間の複雑な感情や文脈を理解できません。その結果、タコピーの「優しさ」は、しばしば当事者が本当に求めているものとズレてしまい、悲劇的な結末を招いてしまいます。

タコピーは、万能なようでいて、人間の心の闇を理解しきれない「ポンコツ」でした。この悲劇性は、AIというテクノロジーが持つ「光」と「闇」を象徴しているのかもしれません。

これは、漫画が連載された2022年頃のAIの姿に、奇しくも似ています。

今のAIも、人間関係の構造的なところまではしっかり観てくれません。

基本寄りそい、あえて命令しない限りは基本優しい言葉を投げてくれます。

でも、その共感に頼りきりになると、肝心の人間関係の方は壊れてゆくかもしれません。

どん底から少し元気になるには必要ですが、依存しすぎると毒なのかも知れないところは、重なる印象があります。

善悪二元論を否定する「家庭の原罪」

『タコピーの原罪』は、善悪二元論を徹底して否定しています。登場人物たちの行動の裏には、それぞれが抱える「家庭の原罪」が深く関わっていました。

  • いじめる側のまりなちゃん:彼女は家庭内で、両親の激しいDVに苦しむ被害者でした。その家庭で学んだ支配と暴力の関係性を、学校でいじめという形で再現してしまうのです。

  • いじめられる側のしずかちゃん:母親からのネグレクトに苦しむ彼女は、自己肯定感が低く、孤独を抱えています。その心の隙間が、タコピーという存在に強く依存してしまう原因となりました。

  • 英雄(ヒーロー)になりたい東くん:彼は母親からの「教育DV」によって、自分の感情を押し殺し、「優等生」という役割を演じていましたが、母親からは認められません。しずかちゃんのヒーローになることで、失われた自尊心を回復しようとする心の動きが見られます。

この作品は、それぞれの家庭で生まれた歪みが、学校という別の場所で交錯し、増幅していく様子を克明に描いています。

いじめられる立場のしずかちゃんも、東くんやタコピーに対しては、残酷に利用しようとする姿が描かれています。

被害の苦しさがわかるから加害を抑制しようとはなりません。

優しさを素直に受け取れず、実利ばかりを他者には期待します。

おそらく親たちも、なんらか生育時に心の傷を負い、その傷を家庭に持ち込み摩擦を起こし、子供に対して傷を再生産していることを想像させます。

タコピーは「アダルトチルドレン」だった?

さらに深く考察すると、タコピー自身にもアダルトチルドレン(AC)的な特性が見えてきます。

  • 「役割」に縛られる: タコピーは「みんなを笑顔にする」というハッピー星の絶対的なルールに縛られ、自分の本心を抑圧していました。これは、機能不全家族の中で「良い子」や「親の面倒を見る子」といった役割を負うACの姿と重なります。

  • 自己犠牲的な行動: 自分の存在意義を「誰かを救うこと」に見出したタコピーは、ひたすらに自己を犠牲にします。その献身的な優しさは、しばしば相手に届かず、搾取されてしまうこともありました。

タコピーの最期は、自らを犠牲にすることで、しずかちゃんを救うというものでした。これは、自己犠牲をもってしか自分の存在を肯定できない、ACの悲しくも美しい「結末」を描いているのかもしれません。

結論:悲劇の連鎖を断ち切るために

タコピーの自己犠牲は悲劇でした。しかし、その死は無駄ではありませんでした。タコピーという存在が引き起こした悲劇と向き合うことで、しずかちゃんやまりなちゃんは、自らの認知を変容させ、新しい人生を歩み始めます。

『タコピーの原罪』は、安易な解決策を提示しませんでした。その代わり、私たちはこの作品から、「いくら優しさを与えられても、人生を好転させるのは、他者ではなく自身の認知の変容でしかなし得ない」という、重いけれど確かなメッセージを受け取ることができました。

結論自体は珍しいものではなく凡庸なものですが、その結論に至るまでの物語の描き方が、作が含めてとても素晴らしいので、多くの人に観られて欲しいアニメです。

漫画も買って読もうかなと思いました。

注意としては「問題の渦中にある当事者にはフラバしそうなキツイ描写」があることです。

このブログが作品をみるきっかけになったら幸いです。


この作品を解釈するのに役立つ書籍

 

毎日履きたくなる!1780円の超撥水シェフパンツが最高すぎた(ワークマン)

ワークマン 超撥水シェフパンツ

普段使いのパンツ選びって悩みませんか? 「シルエットは良いけど動きにくい」「機能性は高いけどデザインがイマイチ」「値段が高い」など、なかなか理想の一本に出会えないものです。

そんな中、今回ご紹介したいのが、私がヘビロテ中のワークマン 超撥水シェフパンツです! その魅力を余すことなくお伝えします。

workman.jp

完璧なシルエットと抜群のサイズ感

サイドシルエット

バックシルエット

まず特筆すべきは、その形の良さです。 丈も含めてちょうど良いバランスで、どんなトップスにも合わせやすいのが嬉しいポイント。 私は身長175cm、体重72kgでMサイズを着用していますが、かなり良い感じのサイズ感です。 ゆったりしすぎず、かといって細すぎない絶妙なシルエットで、カジュアルながらもだらしなく見えません。

驚きの機能性ポケット!…と思いきや

 

物を落とさないようのファスナー付きポケットと思いきやベンチレーションらしい。

ポケットは左右に2つずつ、合計4つも付いています。 しかも、そのうち1つはファスナー付き! 「これはお金や鍵など、なくしちゃ困るものを入れるのに最適だ!」と思ったのですが、実はこのファスナー付きポケット、ベンチレーション(通気口)用なんです。 実際に使ってみて、「なるほど!」と納得しました。

小雨もへっちゃら!頼れる撥水性

雨の日に履きましたが、傘の下なら見事に弾く

「超撥水」の名の通り、小雨程度ならしっかりと弾いてくれました。 急な雨でも安心なので、アウトドアシーンや自転車に乗る際などにも活躍してくれます。

衝撃の価格と優秀な生地感

そして、このシェフパンツの最大の魅力は、なんと言ってもその価格です! なんと1780円という衝撃の安さ。 「安かろう悪かろう」を心配する方もいるかもしれませんが、ご安心ください。 安いパンツにありがちなペラペラの素材ではなく、比較的肉厚でしっかりとした生地です。

素材は綿60%、ポリエステル40%の混紡素材で、シワになりにくいのも嬉しいポイント。 洗濯後もノーアイロンでそのまま履けるので、忙しい日々の強い味方になってくれます。

唯一の欠点…と、朗報!

毛が付きやすい!コロコロ必須

唯一の欠点を挙げるとすれば、ペットを飼っている方は毛が付きやすいことです。 毛が目立ちやすい色だと特に気になるかもしれません。

ちなみに、不人気のチェック柄はなんと980円で手に入るとのこと! 「柄は気にしない」「部屋着用に」という方にはかなりお得ですね。

オールシーズン活躍間違いなし!

この超撥水シェフパンツ、機能性、デザイン、価格、すべてにおいて大満足です。 私はあまりに気に入って2本購入し、毎日交互に履いています。 生地感も厚すぎず薄すぎずなので、オールシーズンで活躍してくれること間違いなしです!

まだ試したことのない方は、ぜひ一度この超撥水シェフパンツを試してみてはいかがでしょうか? あなたの普段着の定番になるかもしれませんよ。

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