釈迦ヶ岳に登った時にその意味を思い知りました。
ゾンビ映画のようにしつこく付きまとう吸血鬼。
払っても払ってもしつこくアタックしてきて、いつの間にか靴の中に侵入して靴下を鮮血で染めてしまう。
跡になるし出血は止まらないしたまらない。
お陰で何匹も靴の中に侵入を許し、噛まれてしまいました。
(この日は雨が降って途中下山)
次の藤原岳は、もっと別の対策を考えました。
ヒルの侵入経路は足元からで、靴の入り口から侵入してきます。
なので、ここをすっぽり隠す必要があります。
登山グッズで、ゲーターという足元を保護するものがありますが、地味に高いです。
ダイソーでゲーターの代わりになるものはないかとウロウロ探して良さそうなものがありました。
おしゃれ女子のファッションアイテム、装飾用アームカバー。
この収縮性は使えそうです。
このアームカバーをヒルが大嫌いな食塩水に浸して、簡易ゲートルにする作戦です。
効果マシマシにするため、ハッカ油も追加で塗布します。
塩水は絞らないでビショビショのまま身につけます。
これは効果てきめんでした!
ハッカ油の刺激にめげず果敢にヒルは靴入口目指して登ってきますが塩水ゲーターの所までくるとたまらず落ちてゆきます。
根性あるヒルはゲーター越しに吸血しようとしてきますが、食塩水を吸って身体が溶けて死に至りました。
まさに地獄のレッドラインとして機能。
足が大きく動くとゲーターが外れてしまう事があり、何度か装着しなおしが必要ですが、下山まで完全に機能しました。
安く高い効果を実感できるヒル害対策なので是非お試しあれ!