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iPhoneの防水機能は過信してはいけない!iPhone XS max を水没事故で失いました。

綺麗な顔してるだろ?死んでるんだぜ

iPhoneの防水機能を過信したために大切に使っていた、iPhone XS max を水没故障させてしまいました。
 
最近はじめたサーフィン趣味、100円ショップで買った、こんな防水ケースに入れてベットの下に仕込んでました。
 
海の様子を撮影したり、YouTubeでサーフィンのやり方を確認したり、高価な端末なので、車上狙いにあった時の被害を軽減するために身につけておくのがいいと思ってました。
 
これを首からぶら下げ、ウェットスーツの下に仕込んでました。
 
もちろん100円均一の防水ケースに過剰な期待は寄せてません。
 
なぜなら、iPhoneXmax はIP68防水を奢っており仮にケースが浸水したとしても、全く問題ないと思っていたからです。

IP68防水の仕様の意味

結論を申し上げると、それは全くの間違いだし、仕様の読み間違いなので皆さんは気をつけてください!
 
iPhoneの仕様書を見るとこんなことが書いてあります。
iPhone XS および iPhone XS Max は、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 2 m まで、最長 30 分間) に適合しています。
 
30分間は浸水に耐えるの意味です。
30分を超える浸水については、何の保証もないのです。
 
また、この防水機能はもちろん、新品の時の性能です。
 
僕のiPhoneは買ってから2年半が経過しています。
 
防水機能を働かせているのはゴムパッキン。
 
このゴムは経年劣化することもあります。
何度か落下させたりしているiPhoneは、この密閉がちゃんと効いているかは怪しいものです。
 
そんなわけでサーフィンから上がったあと、
iPhoneを取り出してみると、iPhoneの下半分が海水に水没してました。
30分以上経過していたと思う。
 
防水機能というのを過信していたので気にせずその後も使ってました。
1時間ぐらいは何の問題もなく使えていたんですが、急に挙動がおかしくなってきました。
 
その後リンゴループと呼ばれる状態になり電源が全く入らず、タッチパネルも効かない状態になりました。
 

水没故障したiPhoneは修理可能か

この状態で修理可能なのか?
とりあえず、水没したiPhoneは純正修理は不可能になります。
水没故障については正規の修理は受けることができません。
 
純正じゃない総務省認定業者を当たってみます。
2件ほど近所の修理業者を回ってみました。
リンゴループの症状があることを伝えると、iPhoneXS max の水没故障は経験上、基板交換しても完全に治ることはないとのこと。
 
運が良ければ中のデーターが抜ける状態にはなるかもしれない。
 
分解清掃で直る場合は6,600円、基盤交換が必要な場合で、もしもデーターが抜けるまでの復活をした場合は、成功報酬として27,000円と概算見積もり頂きました。
 
お店のニュアンスとしては治る確率は高くはないのでやめておかれたら良い方がいいんじゃないですかねという感じでした。
 
別のお店は基盤修理までは当店ではできない、分解清掃まではやれますよ。
同じく値段は6,600円でした。
 
その後知り合いに今回の事故のことを話したら、彼はiPhoneの分解修理を趣味でよくやってると聞いた。
 
水没した直後で電源を入れなかったら、分解清掃で直ったかもしれないんですけどね、惜しいと言われました。
 

まとめ

iPhoneの防水機能はすごいものではない。
30分間の水没に耐えるという理解でいた方が良い。
その時間を超える水没事故を起こしたiPhoneは速やかに電源を切り、分解清掃を行えば難なきを得ることもある。
30分超えなくてもどっぷりつかった場合は気を付けたほうがいい。
 
防水を過信して、僕のように電源を入れて使ってしまうと、取り返しのつかない故障を招くことになるので、皆さんもiPhoneの防水機能をには過度な期待をせずに、普通に防水がないものと思って扱った方が僕と同じ悲劇を避けることができると思います。
 
ぜひ、この記事を役立てて参考にしてください。
 
iPhoneの資産性をあてにして高い機種を購入しましたが、こういうことが起きると、資産性は著しく落ちるので次iPhone購入する時は高い機種を買うのはちょっと考えちゃいますね。
 
保険会社の保険に加入しておくと良いのかもしれないですが、保険代も長くかけすぎるとあんまりお得な感じにもならないので、なかなか判断難しいですね。