カフェイン断ちしたきっかけ
僕が30代後半から悩んでいたのが、毎年、春夏になると早朝覚醒に悩まされることでした。2時に寝ても置きたくないのに、5時に目が覚めてそこから眠れなくなってしまうのです。改善策を探す中で、カフェインを断つことを決意しました。
以前、タバコやお酒をやめたことがあったので、カフェインをやめることも問題ないだろうと思っていました。
強力な離脱症状
カフェインをやめると強烈な離脱症状が現れました。頭が霧がかかったみたいにボーっとする、日中眠い、頭痛がする、倦怠感があったのです。1週間ほど続いたこの症状は、かなり苦しかったです。
ある日、お付き合いでカフェに連れていかれ、カフェインレスの飲み物を頼もうとしましたが、なかったので付き合いで1杯だけ飲んだら、頭が冴えわたって全然眠れなくなってしまいました。この経験から、カフェインは簡単に手に入るから実感ないけど、強力な覚せい剤なのだということを知りました。
カフェイン断ちを中止した
やめてみて解ったことは、目的としていた睡眠の質改善には殆ど影響がなかったことです。僕にはやめた恩恵がなかったので、カフェイン飲料を飲むように戻りました。カフェイン飲料は、用量を守れば健康を損ねる効果は少なそうなのと、やっぱりコーヒーは美味しいこと、社交のツールになっていることなどから、カフェインレス生活を終了しました。
まとめ
カフェインレス生活をしてみて、カフェイン飲料がかなり立派なアッパードラッグなのだと認識できました。自律神経系のホルモンの放出機構に影響があるという意見もあるので、もしもそういうのが気になる人はカフェイン断ちしてみてください。
山頂で飲む一杯のコーヒーは最高!
ただ、社交場、出されたコーヒーやお茶を断って、僕はカフェインレスの飲み物にしてくれますか?というのは、今の常識的にはなかなかお寒いです(笑)
カフェインレスを徹底するのは難しい。コーラも飲めない、緑茶も飲めない。
嗜好品をやめるコツは、ただの1つも摂る事をやめる、なので、今後飲み物は水か麦茶かぐらいの覚悟がないとなかなか難しいです。
山で飲むコーヒーとか格別に美味しいですしね。
その楽しみを無くして得られるメリットは僕には大きくなかったです。
でも、一度だけでも、カフェイン断ちしてみると、このカフェインの力を実感できる体験ができるので経験としてはおススメです。