数年前から患っている謎の腹痛。
数年前から、過食するとみぞおちのあたりがキリキリとした鈍痛が数時間にわたって続くという症状がありました。
胃薬を飲んでもダメ!なので、鎮痛剤を飲んで耐えるのみでした。
2年前、ちょっと我慢するのがつらい痛みが出たので、そのタイミングで、名古屋市内の有名な胃腸科病院にかかりました。
一度目の診断は誤診?
2年前にやったのは、CT、胃カメラ、血液検査。
その時に胆石の存在は指摘されたけど、きっぱり 胆石はあるけどそれじゃないね~ と言われました。
胆石の場合もっと痛みがそんなもんじゃない。会話もできないと。
どっこも悪くないけど、消化できずに食べ物が胃に滞留しているので、加齢による十二指腸の活動不活性による消化不良!
これが下された診断でした。
それで、十二指腸の動きをよくする薬と、胃薬をもらいまして、沢山食べる予定があるときはこれを予防的に飲んでおけばOK
と言われました。
ところが、薬飲んでも痛いです。
予防的に薬飲んでもやっぱり痛むんですねぇ~
なんとなく、診断は間違いなんじゃない?て思いを抱えて2年が経過しました。
食べ過ぎ(特に油もの)さえしなければ症状無いし、鎮痛剤飲むとなんとかなるので放置してました。
またいつものように痛い痛いとのたうちまわっていたら、家族から、あなたの痛みこれじゃない?て見せられたのが胆石発作でした。
セカンドオピニオンの結果、胆石発作と診断下りました。
今回は違うお医者さんで観てもらいました。
先の診断結果に疑念があるのでと伝え、こちらから胆石発作じゃないですか?というスタンスで観てもらいました。
行った検査はCT、血液検査。
総合的に判断するとやっぱり胆石発作と考えるのが妥当ですねと診断下りました。
胆石発作とは?
もうちょい詳しく書くと、胆のうっていう臓器があるんです。
胆のうは肝臓で作られる胆汁という消化を助ける液体を一時保管して置き、食べ物が十二指腸に運ばれたタイミングで収縮して胆汁を十二指腸に流し込む働きをするそうです。
胆石っていうのはこの胆汁の中のコレステロールが固まって石化したものが、胆のう内にたまる状態みたいです。
僕の場合8mmぐらいのが何個かあるみたいです。
胆のうが収縮するときに、胆のうの出口にこの石が引っかかったりすると痛みとなるみたいです。
油ものとかを多量に摂取した時は積極的に胆のうが収縮するので痛みが発生するというメカニズムです。
これが、本当に痛いのよ、、、
ちなみに、この石が胆管に落ちてしまうと、もう会話不能なぐらいの激痛らしいです。
こわー、、、
対処は実質2択みたいです。
- 胆のう全摘手術
- 放置
過去には、衝撃波で結石を砕く、薬で溶解させる、手術で石を取り出す、などの治療が行われていたそうですが現在では殆ど行われていないそうです。
なぜなら、それらの方法は略間違いなく将来胆石が再発するからみたいです。
根治させたいならば実質、胆のう全摘手術 の1択ですって。
胆のうて別になくてもいい臓器なんですって。
胆汁がそこで作られているわけではなく一時保管するところなので、胆汁の運ばれるルートが肝臓から十二指腸へ直通になるだけのようです。
そもそも、胆石ができるというのは、胆汁を十分に絞り出せておらず、それが胆石になっているので、そもそも胆のうとしてはポンコツな仕事しかしていない証拠だそうです。
なので、腹痛気にせず美味しいもの好きなだけ食べれるようになりたければ胆のうを全摘するしかないんですって。
方法としては腹腔鏡手術という方法でやるので、5日程度の入院で済む、手術としては比較的簡単な手術だそうです。
死亡も数千分の一程度の割合。
これが、将来悪化して、胆のう炎という、炎症を伴う症状に発展すると、肝臓など他の臓器と癒着してしまうことがあるそうで、そうなっちゃうと滅茶苦茶難しい手術になるそうです。
うーん、、、なやましい。手術怖い。
まとめ
- セカンドオピニオン大事。特に症状が解決しない場合は必ずセカンドオピニオンやった方がいい。
- 胆石発作は痛い。
- 腹腔鏡手術で胆のう全摘するしか根治できない。
- 胆のうは無くてもいいらしい。
- 放置しても問題はないけど、問題化する可能性もゼロではない。
- 消去法診断で胆石発作と診断されましたが、確定診断する場合はMRIを含めた精密検査が必要。
今回、推定、胆石発作と診断されてます。
炎症やガンなど色んな可能性を消去した結果そうだろうって感じみたいです。
手術を決心すれば、そうだろうっていう推定だけで執刀することはないので、MRIなど精密検査で病気を確定して手術するそうです。
今回特に言いたいのはセカンドオピニオンの重要性です。
友達のお父さんも、家の親類もですが、クリニックで四十肩とか診断され、症状重くなってから大きい病院で検査してもらったところ末期ガンだったり、大動脈瘤だったりの診断が下されています。
一つの病院で診断してもらって、症状が治まらない場合は、もう一度別の病院で検査してもらうっていうのはサバイブする上で大切なんだなと学んだかも知れません。
みなさんも健康で気になる事あれば検査してもらってください。