
- EVに興味ありあり。
- リーフ1泊2日レンタルプログラム。
- 充電してみた。
- 充電マナーについて。
- プロパイロットは凄すぎる!
- e-padal 最高!
- 車としてのマイナス点。
- 1日乗ってどうだったか。
- 充電について。
- 充電スポットについて
- その他の気になるところ。
- まとめ
EVに興味ありあり。
テスラモデルSを体験して以来、完全EVにノックアウトです。
実は、父親の車がそろそろ買い替えサイクルなのです。
そんなわけで只今、次期マイカーを選定中なのです。
テスラモデルSは中古でも500万します。
むしろ安いような気もするけど、訳の分からない新興メーカーの車に500万円も保守的なおじいさんが出すわけないと思いました。
そこで、国産EVの雄、日産リーフに白羽の矢が立った訳です。
リーフ1泊2日レンタルプログラム。
ちょうどこんなプログラムを見つけました。
贅沢に1日つかってリーフを体験してもらうという日産自動車の企画です。
担当の営業マンさんに一通り充電方法やらなんやら説明を聞いてみて、いざドライブ出発です。
目的地は新穂高温泉 深山荘です。
新穂高の山を見ながら川辺の温泉を楽しめます。
名古屋から3時間ドライブ。
充電してみた。
ひるがの高原SAにて充電休憩。
スーパーカーミーティングみたいなイベントがやっていた。
充電マナーについて。
うっかり、何時から充電かけたか把握せずに昼ごはん休憩に入ってしまった。
ふと、気が付き、あ、これ30分過ぎてたら迷惑になってないのかな?と戻ってみたら、他のリーフオーナーさんが、充電プラグ引っこ抜いて充電開始していた。
マナー的にどうだったのか判別つかないのでとりあえず謝っといた。
駐車スペースが複数台あるようなところだと大して問題にならないかもだけど、1台分しかない場合はトラブルになる可能性もあるので注意ですね。
ついでにリーフのお話聞いたら、初代、現行と乗り継いでいるが現行は普通におススメできるよとの事。
プロパイロットは凄すぎる!
リーフ検討の目玉の一つ。プロパイロットはどんな感じなのか。
テスラのオートパイロットには及ばないとは聞いているが、果たしてどの程度のものだろうかと試してみた。
結論から行くと、めちゃくちゃ使える!
現行リーフの真骨頂の一つかもしれない。
高速道路で使い物になるのは勿論の事、ちょっとしたカーブ緩めの峠道でも、ハンドル操作さえ自分で行えば、アクセル+減速はプロパイロットが行ってくれてとても楽ちんだった。
また、意外な使い方として渋滞気味の前がつまったシュチュエーション。
こんな時も自動でアクセルオンオフしてくれるので運転のストレスを滅茶苦茶軽減してくれる印象だった。
e-padal 最高!
e-pedal とは、回生ブレーキを積極的に使うモードです。
簡単に言うと、アクセルを戻すとブレーキがかかる仕組みです。
操作には慣れが必要となりますが、慣れてしまうと街中では略ブレーキ不要となり、ワンペダル運転の車になります。
これが、慣れてしまうとブレーキペダル操作という仕事が一つ減り、運転がめちゃ楽ちんになるんです。
車としてのマイナス点。
シートはいまいち。
いま運転しているマツダと比べて、シートのホールド性やウレタンの弾力性がイマイチ。1時間以上乗ると気になってくる。
ところが、疲れてくる頃に充電の時間がくるので運用的には気にならない点になっている。
サスペンションがイマイチ。
揺れが止まらないサス。攻めた乗り方してないので、絶対性能はわからないけど、そんなに性能は高くなさそう。
静寂性能がそんなに高くない。
結構ロードノイズ入ります。
勿論高級車と比較しての話。車のクラスを考えたら普通ってレベルかな。
ただ、モーター駆動でせっかく静かなくるまなので、余計と気になるというところはある。
マイナス点ではあるけれど、クラスや値段を考えると文句言えない部分である。
奇をてらうUI/UX
初見だと全くわからない、、、
頭で考えないと使えない。
未来感を演出したいからなんだろうか、、、デザイナーに聞いてみたいです。
普通に、旧来からあるAT車のシフト、P R N D これでいい気がするんだけど。
いまなんのギアに入っているのか認識しにくいし、これだけプリウスとかが踏み間違い事故起こしてるのに頂けませんねぇ~
実際うちの父親は混乱してました。
イグニッションもONにして無音です。
確かに、おお~ エンジンと違って音もしない!て言うのは演出としては感激しますけどスタートぐらいは音が出た方が安全性で言えばいいのかなと思います。
1日乗ってどうだったか。
前項で書いたマイナス点。
これ、並みの車なら致命的減点になり得ると思うんですよ。
長距離ドライブへ出たときなどそういう点て凄く疲労に繋がります。
ところが、これがプロパイロットでチャラになるという感じ。
全部車がやってくれるので、結果他の車と比べ格段に運転の疲労がない車に仕上がっています。
高速道路なんて運転しているというより、電車に乗っているような感覚です。
これめちゃくちゃ凄いです。
未来を感じます。
あと、充電は今回3回しました。
30分x3回で90分充電に使ってます。
こういうあたりが合う合わないがこの車の評価分かれるところになると思います。
しょっちゅう長距離ドライブ行くドライバーにはネガになる可能性はあります。
僕の場合はあまり苦に感じませんでした。
強制的に休憩時間が入り、トータルでは疲れないドライブになってます。
1日借りてみて、この車は1泊2日で借りないと絶対正しく評価できないなと思いました。
ディーラーでちょっと30分程度試乗してもいいところも悪いところも見えてこない車ですね。
借りてみて良かったです。
充電について。
日産にはこんな充電プログラムが用意されています。
月額 2,160円 支払うと、全国各地にある急速充電スポットで急速充電し放題です。
こんなカードを充電時に機械に読み込ます。
これいいなと思うのは、このサービスのおまけに、もしも道中でバッテリー切れを起こしてしまった場合、近くの日産販売店までピックアップロードサービスしてくれます。
これは万が一が起きたときこのサービスあると助かりますね。
もう一点は、年に3回、日産レンタカーが半額でレンタル出来るらしいです。
新型リーフは実質250kmくらいが走行可能な距離なので、超ロングドライブとなると時間にある程度余裕が必要となります。
超頻繁にロングドライブする人は不向きかもしれない車です。
ただ、そんなロングドライブあって年3回ぐらいじゃないですか?ていうのが日産からの提案です。
レギュラーケースをリーフで快適に過ごし、レアケースはレンタカーで対応してしまいましょうとういう考え。
なかなか良く考えられてますね~
車自体、週1回乗るか乗らないかぐらいの人は、このサービスすら要らないかも知れませんね。
急速充電の料金は1回540円なので、頻度がすくなきゃその都度はらっても安いと思います。
ただ、こういうサブスクリプション的サービスあると気兼ねはないですよね。
あと、充電でのこんなシュチュエーション。
急速充電は30分がセットなんですけど、先を急ぐため15分程の充電で切り上げたいとき。
これ操作が解んなかったです。
STOPてボタンを押しても止まらないし、、、
充電コントローラーを色々触ってみて分かったのですが、停止にはもう一度カードをかざして、停止処理をする必要がありました。
よくよく考えてみれば、充電途中に他の充電希望者が身勝手に停止させ、プラグを引っこ抜いて充電するという行為を防止するものだと理解しました。
こういうところは実際運用しないと解らないところですね。
充電スポットについて
充電スポットはちゃんとあるの?ていうのはEVにネガティブなイメージ持っていた時は思ってましたが、いまやガソリンスタンドの数を凌駕してます。
過疎地など、街に一つあったGSが閉店するなどして、リーフは現実的な選択肢になっているようです。
こんなサイトで探すと充電スポットが見つけられる。
その他の気になるところ。
プロパイロットで今一歩と思ったところはカーブきつめのシチュエーション。
プロパイロットに任せても結果的には曲がってくれるんだけれど、結構怖い思いをする。
人間みたいに予測して減速するのではなく、速い速度で進入してみて、あ、これでは曲がれないなとカーブ途中で減速処理が入るので、かなりロールして曲がってゆく。
言葉にするとファーストイン、スローアウトのイメージ。
あと、高速道路巡行のシュチュエーションで、イメージ的には左の境界線いっぱいの所を走る。
人間の運転では車線の真ん中ぐらいを走るイメージなのでちょっとしたカーブで大丈夫かなと不安になる。
まとめ
まず、リーフ1泊2日レンタルプログラムについてはとてもいいプログラムだと思いました。
じっくりゆっくり車の評価ができるし、この車はじっくり付き合わないと良さも悪さも感じにくい車でした。
また、ディーラーの方も、是非是非乗ってください!ていう雰囲気でした。
後で営業課長さんに伺ったんですけど、リーフは口コミで買いに来るお客さんが多いらしいです。
なので、冷やかしでもどんなもんかなとお試しで乗ってもらうのは大歓迎って雰囲気でした。
ガソリン代にあたる電気代も日産ディーラー持ちなので、全くの無料で体験できる点も良かったです。
これはEVだからこそですね。
リーフについてですが、欠点もあるんですけど、トータルすると魅力の目立つ車でした。
ディーラーの方にサスの不満を漏らしたら後日こちらの車も乗ってください!とNismo仕様のリーフを試乗で持ってきてくれました。
Xグレードをベースに、足回りや、モーターがスポーティーにチューニングされてます。
内装もスポーティーな演出がなされています。
こちらは全く別物という感じで、感じていたサスの不満は解消されておりました。
新車の場合は+20万円ぐらいでこの仕様が選べるので、お得といえばお得のように感じました。
EVてどうなの?て思っている人は一度是非気楽リーフに試乗してみて下さい。
凄く楽しい体験でした。
加えてお店の営業マンの話とか色々聞かせてもらうと、EVに対するイメージが変わる体験をすると思います。
この記事がそのきっかけになったら嬉しいです!
2019-07-25 追記
結局購入しました!

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