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胆石で悩んでいる人は、胆嚢全摘出手術をお勧めします!

胆嚢全摘手術

 

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胆嚢全摘出手術 説明図

僕が胆石発作で入院した際、ERCPで胆石を取り除いたものの、根本治療には胆嚢全摘出手術が必要だと告げられました。

現在の医学会の常識では、胆石による根本治療は胆嚢全摘出手術がスタンダードとなっており、胆嚢を取り除いても身体に大きな影響はないとされています。

かつては衝撃波で胆石を砕く方法も行われていたようですが、すぐに再発しやすく一時凌ぎになってしまうため、現在では主流ではないそうです。

 

胆嚢全摘出手術は腹腔鏡手術で行われ、手術時間は約2時間ほどです。手術にはリスクもあるものの、早期の社会復帰が可能であるメリットがあります。この記事では、僕が手術を受けた体験談や手術のイメージについても詳しく紹介します。

手術中

手術では全身麻酔を使用し、眠ったまま手術を行うと言われていましたが、僕は麻酔の効きが悪かったのか、手術開始時には意識がありました。その時は怖かったし、痛かったです。先生や看護師の会話も聞こえてきて、メスで切られる感覚もありました。しかし、その後意識を失い、手術が終わるまで眠り続けました。手術が終了した後、呼吸器を外す段階で目覚めました。

胆嚢に溜まっていた胆石

胆嚢に溜まっていた胆石

手術で切除されたのは胆のうと、病気の原因となっていた胆石です。胆石は見た目が焼肉の牛タンのようで、自主規制でモザイク処理をしました(笑)。エコーで観た時には6個ぐらいあるかなと言われましたが、実際には40個以上もあったそうです。こんなにたくさんの胆石が体内にできることに驚きました。

手術後の経過

腹腔鏡の傷

手術後は、しばらくの間、食事制限が必要になります。
手術後1日目は絶食、2日目からは少量の食事からスタートして、だんだんと量を増やしていきます。
また、胆嚢を失ったことによって、胆汁が直接腸に流れるため、下痢や腹痛などの症状が出ることがあります。
しかし、徐々に身体が胆嚢のない状態に慣れていき、症状も軽くなっていくことが多いです。
僕の場合も、手術後は下痢や腹痛がありましたが、2週間ほどで落ち着いてきました。
手術後は、リハビリや運動なども行い、早期に社会復帰を目指しましょう。

手術前の説明

手術前には、十分な説明を受けることが大切です。
手術のリスクや副作用、回復期間や生活上の制限などを理解し、納得したうえで手術を受けることが大切です。
また、手術前には食事や薬の制限がある場合があります。
医師の指示に従い、手術前の準備をしっかりと行いましょう。

まとめ

胆石による根本治療は、現在では胆嚢全摘出手術がスタンダードです。
胆嚢全摘出手術は、腹腔鏡手術で行われることが一般的で、手術による死亡率は低いです。
手術後は、食事制限や身体の不調があることがありますが、徐々に身体が回復していきます。
手術前には、医師の説明をしっかりと受け、手術のリスクや副作用、回復期間や生活上の制限などを理解し、納得したうえで手術を受けることが大切です。
胆石に苦しむ方は、早めに医師に相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。

胆石を持っている方で手術を迷っている方には、早く胆嚢を取ることをお勧めします。取らずに放置すると、特に高齢者になった場合には命を失うことにつながることが多いようです。若い時に手術を受けることで、美味しいものも食べられるし、健康的な生活が送れるようになります。是非、参考にしてください。

おまけの情報

仕事が忙しく、手術が急いで必要な場合について、先生から教えてもらった情報ですが、名古屋地区においては春日井市民病院が胆嚢全摘出手術を日帰りで行ってくれるとのことです。ただし、このような方法が推奨されているわけではなく、個人的な感想としては、日帰りで手術を受けることに不安があると思います。手術当日の状態を思い出すと、家に帰されるまでフラフラだったので、しっかりと時間をかけて入院して、4、5日間の経過観察が必要だと思います。また、退院後すぐに仕事を再開するのは避けた方が良いでしょう。

個人的には、日帰りは無茶だと思います!

 

腹腔鏡手術は、映像素子とカメラの技術の進歩によって開発された素晴らしい手法だと思います。オリンパスなどがこの分野で力を入れていると思われます。カメラマニアとしては胸アツですね。

 

僕がお世話になった名城病院は素晴らしい病院で、快適でした。

名城病院は一般的な一派的な腹腔鏡手術でしたが、術後の傷を美しくしたい人は名古屋大学が行っている下記の方法を検討すると良いかもです。

最新の腹腔鏡手術技術である単孔式腹腔鏡手術(SILS)。通常の腹腔鏡手術では4つの孔を開けて手術を行いますが、単孔式はへその下に1つだけ孔をあけて手術を行います。術後の回復が速く、手術後の見た目も美しいのが特徴です。名古屋大学病院がこの手術を行っていると思われますので、興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

※2020年に書いた記事を読みやすく書き直しています。